はじめからレビュー!森川ジョージ(著)『はじめの一歩』54巻 (講談社コミックス)

はじめからレビュー!森川ジョージ(著)『はじめの一歩』54巻 (講談社コミックス)


ネタばれ注意!


ええと。続きをさくっとね。
沢村戦の続き。
キーワードはカウンター、パレット、閃光、デンプシーロールの規則性、ですかね。
2R。一歩の反撃。カウンターのスピードが半端ないのに、一歩のパンチの速さに踏み込みが加わってね。
ダウン奪います。
きいちゃってますが、決定打ではありません。
まあ、それにしてもずるい沢村さん。。。テーピングを自分でやぶって回復に努めたりだね。


でもちゃんと本来の構えで戦うあたり、勝ちを狙ってますね・・・。
それなら完璧に勝つようにルールに従ったらいいのに・・・!
右拳を突き出して、リズムとるかたち。
拳を突き出して距離を取るのはよく使う手法ですけれどね・・・。
ガードした手がごきんと曲がるほどの強打ですよ。。
これがパレットですよ。。弾丸みたいな連打ですね。
しかもコークスクリューみたいに身体全体をねじるのではなく、手首と肩でひねるんですね。
2Rはパレットに被弾した一歩・・・。
その後の宮田君のコメントの顔!(p.82)誰これ??
台詞も「幕之内殺し・・・・!!」


そんなわけで3R。
その後の宮田君の解説も光りますね。


「数々の反則も幕之内のリズムを単調にするためのモノかもしれない。カッカきたところへパレットの驚異をを植え付ける。中に入らなければという意識が単調なリズムを増幅する。これ以上ないおいしいリズムを作りあげる!伏線につぐ伏線―パーフェクトに近い!!」



おおう・・・。この子はちゃんと分析できる子だね。学校の成績もよかったと思う。意外と学級委員とかやっていたのかな。。
いかんまたどうでもいい妄想が・・・・!

そして、沢村さんの右。閃光!!
ものすごいキレる右からのジャブ!
もう3Rでやられまくりの一歩。ねえ、大丈夫??
宮田君も認めるカウンター使いだよ!それって、あのカウンターバカの宮田君が認めたって相当ってことだよ(そこ?)


4Rで基本にたちかえる一歩ですが。
からだの振りで被弾しながら進んでいきます。
そこでガゼルパンチリバーブローガゼルパンチはあたりませんが、リバーブローのほうは沢村さんをとらえます。
けれどもここでもカウンター!
一歩も負けじとフェイントからめながらのリバーブロー2発。


インファイターとして相当精度をあげた一歩。でも宮田君、

「オレが見たいのはあくまで―幕之内殺し!」

何回言うの??あと、あんまり意味が通ってな・・・・・いや、そんなことはない・・・か。
要するに、あれですね。規則正しい振り子運動=一歩のデンプシー・ロール
それへのカウンターが幕之内殺しってことですね。
なんだろう、この千堂さん、伊達さん、宮田君の横顔・・・映画のポスターみたい・・・(p.158)
こんなに半分もページ使って・・・!


まさに、まさにこの反復運動を狙っていた沢村さん。
完全なデンプシー破り!
無傷な沢村さん・・・・!
一歩の肉がうまそうという沢村さん・・・だいぶ肉が柔らかくなったと・・・。
でもどうやって食べるんだろう・・・?いまいちわかっていない・・・。
食べるというよりは食べられるほどたたいた肉がいいってことかな・・・。
肉は好きだけどその感覚はわからないな(突然真面目に考える)。
沢村さんの危険な試合ビデオの印象が強すぎて、まともな試合すんのか?って思ったけれど、意外とちゃんとした試合ですね。。


この後のラウンドどうなる??



続きはまた!