はじめからレビュー!森川ジョージ(著)『はじめの一歩』 35巻(講談社コミックス)

はじめからレビュー!森川ジョージ(著) 『はじめの一歩』 35巻 (講談社コミックス)


ついに真田戦が終わります。。。
うう。。この試合とてもつらいんですよね。
ダウンした真田さんですが、割とゆっくり立ち上がります。
休んでいたから、なんですが、自分の身体の状態がどんなふうなのか、わかっているからなんですね。
それで、クリンチして、頭部をゆさぶるパンチ。。。
それで、懐に入り込むのですが、残念ながら、ここでゴング。。


4R。。。ここで一気に両者カタをつけたいところ。
流れは一歩、なんですが。。
一歩のパンチの内側からカウンターをとって急所をついてるわけですよ。。
確実のダメージが伴う場所をあてていくんです。
一歩の顔はチアノーゼ状態。。
うーん、伊達さんもすごかったですけれど、医学知識から導いてるのがすごいですね。。
すぐさま燕返しがきます。
けれども、なんとかアゴとパンチの間にグローブをはさんでしのぎます。血だらけですけれど。。
一歩はこれほどボディを打たれたことがないから、はじめての苦痛というわけですね。。
さらにボディを打たれていまいます。
倒れそう。。。になりますが、ロープにつかまってダウン回避。。。
ふう。。
そこでこれですよ。。

「強いって何か知りたかったんだ。こんな目の前に強い人がいるじゃないか。強いって何かそれがわかるまでボクは挑戦者だ」


それが一歩の原動力ですからね。。
そして、ここで、ゴング。。
わー。。一歩のパンチはへろへろです。
団吉さんは、ここで積年の思いを真田さんにぶつけて、会長に勝とうとするわけです。。

立とうとするけれど、立てない一歩!


「ボクを動けるようにしてください!!」

ですよ。。ここで、張り手です。一歩の目が飛び出てますからね。。すんげえ痛いと思います、よ?

で、一歩が先にしかけていきます。挑戦者ですから。。。
もう計算ではかなり弱ってるはずなのに、精神的な圧迫をうける真田さん。。
そう、それは特攻の精神、なんだとか。。
これ、戦争論とかそういうことじゃなくて、後にコミックスの中表紙とかにもなってたと思いますが、会長と猫田さんは、多分戦闘機に乗っていたんですよね。
特攻というのは、そういうことで。。まあ、団吉さんももしかしたら一緒だったのかもしれません。
けれども、あくまで冷静な真田さん。
ボディブローと右をいれます。。

しかけたのは一歩。デンプシーロールです。
けれども、また止められちゃいます。。

「直撃された!アバラが3本もっていかれた。踏み込んだ分カウンターでもらってしまった!!」


これ、真田さんの台詞なんですが。。なぜかわたしこの台詞好きでして。。
完璧な人がやられるときって、こんな冷静なの?って。
アバラ4本だろうが、5本だろうが、戦っちゃうしかないじゃん、でも冷静、みたいな。。

それで、もっと冷静な一歩のフィニッシュパターン。
ガゼルパンチです。
そのあと、デンプシーロールでシメです。。
でも、真田さん、耐えようとしてます。
一歩の限界を知ってますからね。。7発目で、力尽きちゃった。。
わー。。

「敗けだ!!」

と言ってます。一歩が自分で。。
もう、パンチが、バチン。。とかですよ!
わー。。。でも、その直後、真田さんが倒れちゃいます。。
え。。。
え??

しかもすごい斬新なコマ。2ページ見開きで、交差する手が前景で、中景に一歩。。
うーん。。
レフェリー。ここはとめるのか。。

レフェリー判定がわかりにくいな。。わたしが知らないだけなんでしょうが、よくわからない。。。次の宮田君の試合見ると、
なんだかあれ、ここでもとめないの?みたいになってるんですけれどね。でも実際の試合もそうだからなあ。。

勝ったことも微妙にわからない一歩。。も、座っちゃおって、座っちゃって。
そこで

まっくのうち
まっくのうち
まっくのうち

コールですよ。
チャンピオンであることを忘れて戦っていた一歩。。。
すごい戦いでした。。

この、最後にベルト抱きしめてるところ、すごい好きです。上から俯瞰してる感じがね。。(p.143)
子どもみたいだなー。。。かわいい。。

マネージャー梅沢君が、ここでなぜかすんごいかわいい顔になってます(p.147いちばん下のコマ)
一瞬宮田君かと思ったw
さらに、釣りする一歩もかわいいな。。後ろ姿ですが。(p.151)

久美ちゃんとのやりとりもいいなあ。定番となった、ふたりの顔が交互にでるコマ。(p.162)
あ、これは例の映画のあの表現と違いますね。でも、わかるな。。

それで、ですね、きますよ、きます!!
わたしの王子様が!!!

いかんせん、ちょっと残念なのは、宮田君のお顔が間延びしてしまってるんですよね。。
うう。。。ここは少し丸顔でいってほしかった。。
それで、スパーリングパートナーとして、木村さんがお手伝い。
フェザー級での宮田君、弱い。。とても弱い。。。
減量苦で苦しんでいたんですよね。。
うう。。
一歩と戦うために。。
この木村さんとの会話が好きだな。。

「忘れてください。もし覚えていても口を滑らせないように。特にアイツにだけはね。心配は無用ですよ。大事な試合だ。取りこぼしたりしないですから」


ちょっと、脳内変換されてしまうな。。
恋人同士の会話みたいにも聞こえませんか?わたしだけ脳が腐ってる。。


「自分の魂を切り売りするようなそんな試合をいつまで続けるのか・・・」

宮田父の台詞ですが。。
このコマがかっこよすぎて、永久保存ですよ。。(p.182)
もうちょっと丸顔だったら、もっと好み(しつこい)

続き、ちゃんとレビューできるかな。。。鼻血でそうす。げふん。




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