はじめからレビュー!森川ジョージ(著) 『はじめの一歩』 30巻(講談社コミックス)

はじめからレビュー!森川ジョージ(著) 『はじめの一歩』 30巻(講談社コミックス)


ネタばれ注意!

いやー、連続で書かないとですよね、この試合は。。

だって、試合がすんごいことになりますから。。

その前に・・・多分柳岡さんがボクサーだってこと、このへんではあまり重視されていませんよね。。。
わたし、またも細かいこといいますが・・・柳岡さんの時計が気になる(p.16)
昔こういうのあったな・・・。生き生き顔の柳岡さんとか、けっこうかわいい。

試合に戻ります。
一歩が攻めていたんですが、千堂さんがキレた。鷹村さんが立ち上がるほどのピンチ。顔がもうグロッキー状態の一歩(p.24)。
え、死んじゃうんじゃないの?っていうくらい、ひどい。。。で、ダウン。。
立ち上がるまでも、こわい。。。5コマの一歩の顔、もう見ていられないですよ(p.27)
特に一コマ目。
そして、右カウンターから左2発で、再びダウン。。伊達さんとの試合のときと同じく、前からです。
わー。。。わたしレフェリーなら、ここでTKOです。。
会長だって、タオル投げ込みたくなりますよ・・・。
このグロッキー顔は、確かアニメ(2期)でも使われてましたよね、オープニングで(p.37)

・・・でも立ち上がるんですよ。
信じられないのはこっちも一緒ですよ、千堂さん。
千堂のラッシュにビシバシあたりますが、左をよけて、ボディブロー。
6番と7番がもっていかれた(千堂さん談)。
ええ、わかるのか・・。
で、そのあと、パンチをもらいはするけれど、またボディーをいれます。

そんな中、インターバルに会長に「強いって何ですか」とききます。
一歩の原点ですからね。これで戦えば答えがでるだろうと。


でも、考えたら、この質問、答えってどういう風にでるんですかね。
何ですかって、強いんですよ、説明というか、答えあるんでしょうか。。。
たとえば、ボクシング=強いだとしても、わかりにくい。一歩はどういう答えを見つけようとしてるんでしょうね。。
強いって、だいたい形容詞ですからね。このご飯おいしいね、どうおいしいの?なんていうか、もちもちしていて、食べると甘みがじゅわっとあふれて、もう一口食べたいって思うのよ。
みたいな。。。そういうことを強いってことからわからなくちゃいけないわけですよね?
鋼のように硬くて、何をしても壊れないとか・・・うーん・・・でも、一歩は戦うことで、どっちの強さを知りたいんでしょうね・・・自分それとも相手?
強いってどんな気持ちっていうのは、自分のことなんだろうけれど。。
強さっていう全般のもの??強いって、何をもって強いってことなんですか、ジョージ先生っ。わたしは混乱気味なんですよ、この言葉に。
おそらく戦わないとわからないでしょうね。言葉でいうと、禅問答みたいになっちゃいますからね。。
ああ、失礼しました。管理人の暴走した妄想です。。


さて、6R。
ちょっとわたしにだけ不可解なのかもしれませんが、鷹村さんの「じじいは見とれてる」発言。。。
ゆえにタオルを投げないだろうと。。うーん・・・。セコンドなら、見とれていても投げる気はする。それが仕事ですからね。。
要は、今が試合しながら強くなってる・・・。ミックス・アップの状態だからです。
この状態は理解できますね。。本番で力を発揮できるタイプ。
そんな見とれてる状態を藤井ちゃんが上手に解説。
「自分の選手がメキメキ強くなっていく姿を止められると思うか?そいつは無理だ。もう少し見てみたい衝動にかられタオルのコトなんか忘れちまう」んだそうです。

あ、ここで好敵手をちゃんと、こうてきしゅと仮名をふってますね(p.72)、正しい日本語です。ともとふると、ケンシロウさんがでてきますから。
ものすごい打ち合い。打ち合いだけで終わる6R。そして、p.82のそれぞれの表情がいいですね。木村さんと青木さん、兄弟みたいなびっくり顔。
柳岡さんと会長の合わせ鏡のような図(これ、映画の古典的ショットの名前なんですけど・・・ああ、なんていうかど忘れしました・・・きもちわるい・・思い出したら書きます)。梅沢くんのふるえ、猫田さんの真剣顔。

ふたりとも、座らないまま7Rです。
千堂さんが、なんとクロスアームドブロック。。。おお。。。
完全に守りを固めましたが、攻撃に備えるため、なんでしょうね。
力を溜めとくんだと(鷹村さん談)
一歩のデンプシーロールを受け止めるため。その後自分が攻撃するため。。
一歩のデンプシーを止めて、スマッシュを当てます。思いっきり。
けれども、同時に一歩もボディーを攻めました。反応が遅れたのは、千堂さんのほう。
一歩の右ストレートが入ります。
もう一発で終わり、と思いますが、猫田さんの言っていたことを思い出します。
目が死んでいなかったのを見たから、勝てた、という、あれですね。
つまり千堂さんの目が生きていたんです。
渾身の力でウィーヴィング(これもデンプシーかもしれませんが)、ガゼルパンチ
そして、デンプシーロール!!!
い、勢いがすごい。。
もう絶対立ち上がれないはずが、千堂さん、一歩を見届けるためだけに、立ち上がります。
スタンディングダウンです。。うう。。
涙。。。。いい試合だよ!
千堂さんもよくやったよ!!

青木村さんが2人で走り寄っていくところがよい。。(pp.156-7)
このへん表情豊かだなあ。。

今回のベストショットは、ハチのいるp.158ですね!!
それから、ちょーかっこいい宮田君が一コマだけでてきます!!(p.126)
王子顔だ!!ありがとう!!
お、お茶運んでる梅沢君もいいな(p.178)

続きはまた。。。明日か・・な?
次、宮田君でまくりか・・・!!こ、これは、すぐには書けませんよ。。



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