はじめからレビュー!森川ジョージ(著) 『はじめの一歩』 42巻 (講談社コミックス)

はじめからレビュー!森川ジョージ(著) 『はじめの一歩』 42巻 (講談社コミックス)


さて・・・ひさしぶりの一歩レビューを・・・。

この巻・・・一言でいえば、鷹村さんかっこいい。
青木さんお気の毒。
最初のR.371の「リングと汗とこいつらと」。
ここだけでも買う価値あるくらい。
ひょんなことから眉毛なくなる青木さん・・・。なんだってこのひとこんなにひどい目に・・・(青木さんの基本立ち位置です)。
それでもって、会長にペンで眉毛描いてもらうとか・・・。どんだけコミカルキャラ・・・。


さて、ここでまたでます。一歩の疑問、どうして鷹村さんはボクシングやってるのかって。
「最強の証明」
汗ふけって、自分のタオル渡して、
「しょせんお前ら小物には世界など考えられんだろうが一緒に汗を流した仲間だからな。せめて夢を見させてやる。お前らの汗も一緒に世界に連れてってやる」
・・・なにこれ、かっこよすぎませんか!!
すげー!っていうか、みんなのつっこみはいるまえの青木さん(p.18)かわいー!
板垣君も戻ってきますよ。気まずそうな顔して。
「何も言うな。戻ってくりゃそれでいいさ」
・・・青木村さん!!かっこいい!!おにいさ・・・って、青木さん、マジック落ちちゃって、ピエロ顔!!
この緩急がさすがです。っていうか、この青木さんのピエロおとしで、木村さんがカッコよくなっちゃってない?
鷹村さんはさらにかっこいい。


「ついてこいキサマらっ。世界につれてってやるっ!!」


わたしも「はいっ」って言いたいよー。かっこいー。鷹村さんの居場所はここだったんですねえ。。
このみんながはいっていうとき、みんなかわいいなあ(p.20)


そして、木村さんって、7キロも減量してるのか・・・。けっこう落としてるな・・・。
Jライト級は57.15〜58.97キロだそうなので、普段は65、6キロくらいですか。。
身長が171cmなので、標準ですかね。57キロにするのはけっこうきついなあ。。。


そんな中、会長と鷹村さんのまじめなやりとり・・・ここ好きです。
なんていうか、お互いが気を配っていてね。息ぴったり。
「ボクシングにだけは・・・ウソをつきたくねえんだ」って。。。かっこいいなあ!
リングにいると生かされてるという考えがいいなあ。
しかも一番に会長にベルト届けるって。すごいなあ。自分のためじゃないのか。


その後の減量苦。。これはつらい。。あしたのジョーの世界。
っていうか、いまだにこういうボクサーっているんでしょうかね。。ここまで減量するひとって。。
幻覚とか幻聴のレベルですからね。昨日のお坊さんではないですが、かなり無意識が表に出てる状態ですよ。
宮田君の壮絶な減量も、こんな感じなんでしょうかね・・・。身長、木村さんと1センチしかかわらないとしたら、体重何キロなの・・・。
結構想像よりものすごいがっちりしてんのか、宮田君。


もとい。。。
どうにか軽量パスして、記者会見。
すでにホークと一触即発なので、それをきいた鴨川軍団、袖口で見守ります。
「何かあってからじゃ遅いからな。すぐ飛びだす準備しとけよ」(木村さん)
「一歩、板垣、木村、オレの順だ」って、ずるいよ、青木さん!
こののぞいてるときの青木村さんてば、まるで兄弟(p.83)。ほほえましい。
藤井さんもかっこいいなあ。ちゃんと記者として質問してますね。


写真とるのにポーズとったら、ホークが鷹村さんにアッパー!みんなが鷹村さんを止めにはいりますが、逆に会長がホークにくってかかります。
さすが元ボクサー。。。でも、会長が殴られちゃう。。わ。。
鷹村さんをみんながおさえようとするけれど、鷹村さんの鬼の形相で足がすくんで動けない。。。
でも、鷹村さん我慢です。
リングの上で爆発させるつもりで、ね。


試合当日・・・すこし忘れていましたが、一歩も試合あったんだった・・・。
控室で会うふたり。鷹村さんがしみじみホークの強さを語る時の表情がなんともいえない。。(p.111)
一歩は1Rでやっつけてくると断言!三度目の防衛線、相手はイ・ヨンスー。
自分のスタイル、といわれて、いきなりデンプシー。。
すごい勢いであっというまに終わります。ほんとに1Rだわ。。
会長いわく、自分のスタイル、というのは、懐にはいって小さい連打を積み重ねることだそうでして・・・。
最初の右フックが相手のアゴ先をかすめて足にきたから、相手の右の打ち下ろしがそれたのだと。。
でもがっかり顔の一歩がかわいいし、反省してるからいいよね(何が)!


で、控室に一歩が走っていくと・・・宮田君と千堂さん!
わー、宮田君と千堂さんがじゃれあってるー(千堂さんが一方的に)。
は・・て、宮田君、一歩の試合見てなかったのかな。それとも見てすぐに行ったのかな。木村さんもいるから、きっと木村さんと行ったのかな(妄想爆発中)。
その隣の会長と猫田さんのやりとりもかわいいけれど。。
みんなに勝ってくれっていわれて、まかせとけ、って返すときの鷹村さんがなあ・・・かっこいいなあ・・・。
そのあとの宮田君の解説もいいなあ・・・。


プレッシャー、って禁止ワードいって、「今は落ち着いてるよ。こうして見慣れた顔みてるとよ」って、ときの顔。。いいなあ。ほんと。
今回わたし、いいな、しか言ってないな。。
ひとりずつ挨拶するのも、それぞれ個性あふれてて。
「オレはなんの心配もしてませんから」って、木村さん!!このキムピース(勝手に命名)、アンタかっこよすぎるよ!!
このコマ、背景点描で、ちからはいってるもの。。

「信じてます!試合が終わったら鷹村さんが世界チャンピオンだって信じてますから!!」
このときの一歩の顔がね、ちょっと大人でいいなあ。男の子っていいですね。


そして、マガジン編集部にも貼られたといわれる、会長の名台詞。
「努力した者が全て報われるとは限らん。しかし!成功した者は皆すべからく努力しておる!!」
これ、試験でると思います、必須です(何の試験?)。
多分ほんとに人生指南になりますよ。いい言葉だと思います。。肝に銘じてます。

「最後はキサマが積み上げたモノが拳に宿る!!」
ってね。。


それでいて、鷹村さんが、ひとりで思い出し笑いしてる。
「楽しいじゃねえかバカ野郎。こんな時なのに吹き出しちまうぜ。やってなきゃ味わえねえや。こんなコト。感謝してるよ。てめえらに―」

あー、感極まる。。
この伏し目がちな鷹村さん・・・。

「やっててよかったぜ。ボクシング―!!見せてやるぜ。オレ流の恩返しってヤツを!!」

わー、これ勝つな、という期待が高まるなあ。。。
鴨川軍団もかわいいけれど、この千堂さん、伊達さん、宮田君の三人の観戦って何??かわい!宮田君の顔かわい!!
鷹村Tシャツをやぶって、挑発しまくりのホーク。。
次はいよいよ試合ですね。

ああ、無駄に興奮してしまった。いつものことですが。

長々お付き合いありがとうございました!