はじめからレビュー!森川ジョージ(著)『はじめの一歩』49巻 (講談社コミックス)

はじめからレビュー!森川ジョージ(著)『はじめの一歩』49巻 (講談社コミックス)



ネタばれ注意!

みどころは、一歩の試合と、それから青木さんですね!


さて・・・海の底にひきこまれた島袋さんと一歩・・・。
運命の第7R!
どうなりますか・・・。
ここにきて、プールで筋肉を休めていたことが効果を発揮。
1R分のエネルギーを体に溜めこむ一歩。
会長にリラックスするように言われ、笑みをうかべる一歩・・・なぜ・・・
一歩はガードを固めますが、島袋さん、ガードをこじあけるガゼルパンチを打ってきます。
グローブでなんとか止めますが、もう一発!
ダブルアームブロックで止めますが、もう相手に返すパンチもなく。。
ただ、一度パキっとなるようなパンチの音。
これをきっかけに勝負ところを読んだ一歩は、一気にしかけます。
6Rと同じ展開で、デンプシーロールとそのカウンターの応酬。
でも、ボロボロになりながら、一歩がデンプシーを決めます。
鷹村さんいわく、パキっとなったのは、炸裂音で、急所を当てた究極のパンチで、それを見極めた一歩が勝っていたということのようです。
海人対決では島袋さんが勝ったかもしれないけれど、リングの上でボクサーとしては一歩が勝っていたんだと。
でももう島袋さんを倒したパンチで、もはや打つことができないほど力を使い果たした一歩。
この試合展開、ちょっと真田戦をやはり思い出してしまいますが。。。
最後、ファイティングポーズをとりますが、立ち上がることができなかった島袋さん。。
かなりの肉体戦でしたね。。
読んでいてけっこうつかれました。。


究極のパンチがどうして打てたのか。。
それは、ケンカの相手の顔を魚だと思っていたお父さんの話をしてくれたお母さんのおかげだと!
なんていい息子!!
関係ないですが、ここの木村さんの顔がすごくいいです(p.115)。
島袋さんのさわやかな立ち去り方とは対照的に、おんなのどろどろっとした戦いが・・・。
それにしても久美ちゃんと奈々子ちゃんプラス真理さんまではいるなんて、結構な三つ巴。。。
まあ、このへんはラブコメ展開なので、決着つきませんけれど。。。

関係ないですが、p.148の木村さんがかわいいです(二度目)。
さて、いよいよ青木さんですよ!ファンの方おまたせ!
初の日本タイトルマッチ!

いや、この減量の失敗が・・・。メンタルが弱いってことでしょうけれど。
激やせ、激太りをしちゃって。。あああ。。。

それにしても、R442の表紙ページの木村さんがかわいいです(三度目)。

青木さんとの試合はどうなるか・・・6-4で不利だと思う、という木村さん。
おお・・・断言してるときがかっこいい。。。
しかし微妙だなあ。。
この木村さんの回想がまたいいですよね。。
これ、わたしも心のポエムにしてますよ。


「わかんねえだろなアンタらには・・・。あの頃は無敵だと思ってた。なんでも思い通りになると思ってた。・・・・けどボクシングに出会っていいかげんやめて走って走って走って―それでも勝てないときがある。届かない夢がある。突き落とされて思い知らされて、勝ったり負けたりの繰り返し・・・ランキング上がったり下がったりスレスレの連続・・・いつも上がったり下がったり・・・そんなスレスレの人間の気持ちわかんねえだろうなあ。なあ青木・・・」


この通り上がったり下がったりしてる青木さん。。。この上げ下げコマがかわいいなあ。
それで木村さんがね、お店終わるころ見計らって、青木さんのところ訪れるわけですよ。
バイク2人乗りしてね。。。この2人、会長と猫田さんみたい(実際結構顔が似ちゃってるp.181)。
それでまあ青木さんが「けっこう前から気づいていた」って。
鷹村さんも一歩もオレとは毛色が違うって。気は弱いくせに気が大きい一歩と、気が強いのに気が小さい青木さん。。
肝っ玉小さそうですもんね(ひどい)。それでも、やっぱりがんばってタイトル取りたいと思う青木さん!
それをね、一言も何も言わずに聞いてる木村さん。。。
さいごにどたばたしてしまうのがこの2人なんですけどねー。

次は青木さんの試合か・・・たのしみですね。
それにしても青木さんの家族はほんとに描かれないなあ。描かれるときは引退・・・うっ。



続きはまた!