はじめからレビュー!森川ジョージ(著)『はじめの一歩』 33巻(講談社コミックス)

はじめからレビュー!森川ジョージ(著) 『はじめの一歩』 33巻(講談社コミックス)

ネタばれ注意!

ふう。。。昨日の興奮から一夜。。さめないっす。。。
立ったまま意識失っちゃったんですよぉ。。
木村さん、わたしあなたのこと好きすぎて、どうしていいか。。
青木さんが泣きながら、木村さんのパンチを受け止めて、で、篠田さんがぐいって首をつかんで、「もういいんだ。終わったんだ。よくやったぞ」って。。
負けたのにきむらコールですよ。うう。。よかったよ、試合。負けちゃったけれどさ。

で、試合終わって、取材受けて、とうとう言っちゃうんです。
言うな、言うなって、青木さんも言ってますけれど。
「今日限りで引退します」って。

pp.22-23のところ、こんな余白たくさんつかって、贅沢だな。。(観点がちがう気もしますが)。
p.26と28、おんなじポーズの木村さん。。p.34も寝てますね。。。いや、寝る木村さんがテーマではないでしょうけれど。そして、部屋着っぽいくない洋服着てたけれど、また着替えるんだね、出かけるとき。
おしゃれさんだな。チェックとストライプなんてそうそううまく合わせられないし。
青木さんはすんごいさびしそうだけれど、木村さんはとりあえず自分のことだな。。ま、そりゃそうでしょう。
p.34のタバコは多分セブンスターでしょうね。よく読めませんけれど。。
結局、ボクシングやめらんないんですね。木村さん。。泣いちゃってる姿もじんときますよ。
あと3cm・・・ですものね。
「たった3センチのために後悔し続けるのか。オレは一生ひきずっていくのか!?いやだ!いやだーっ!!」
ってジムへ走って戻ります。革靴だけどね。。

ワンポの顔見て、名前でいいこと思いついちゃう木村さん。
あ、青木さんがすごいうれしそうな顔してるな。。

「ボクサー『木村達也』はあの日限りで引退さ。・・・・カタカナっすよ。『木村タツヤ』に改名して再デビューだぜ!!」

わーっ!!かっこい!!わーん。よかったあ!!

そのあと、一歩のところへ恩返しにくるところがいいですねえ。ワンポもなついててかわいい。
木村さんが一歩にあげたのは、J・フェザー級の王座決定戦、速水さんと小橋さんの試合でした。
いや、すごい、あの小橋さんが勝っちゃう!!
さらっと流してますが、けっこういい試合でして。
見事な打ち合いなんですよ。速水さんのアゴだダメで、負けちゃったんですけれど。。
っていうか、ここで一歩が自分で採点してるんですよね。。そういうこと、あんまりしてるの見たことなかったけれど。
考えたら、最初のころはけっこうできる子でしたよね。理論とか、いろいろと自己流で勉強したりして。

ま、そんなこんなで、一歩の対戦相手とそのトレーナーがでてきます。
真田さんと、浜団吉さん。
も、別人に見えますけれどね、若いときの顔と比べると。。
団吉さんは、かつて猫田さん、会長と戦った相手。。燕のように軽やかな戦いだったそうで。顔からだと想像つかないな。。(失敬)

かつてのライバル同士、お互いの弟子が戦うともなると、さすがの会長も力はいります。
でも、燕返しって、なんだろう、きいたことある技の名前だな。。柔道とか剣術とか、いろいろあったような気もするなあ。
飛燕って名前はかっこいいけれど。
R292の表紙がかわいいなあ。一歩が燕を見上げてるんですが。このへんは26巻あたりとかわらない顔なのになあ。。だんだん長くなってきますからね。。

飛燕の説明のときでてくる、練習生の後藤。。。この手のキャラはずっとでるかと思っていたんですが、このあとの腕相撲でさらっとでてくるだけですよね。
うーん。。おかしいな。

木村さんの博学ぶりがいいな。
「昔プラモ作った時説明書に書いてあったんだよ」
えええ!!なに、ゼロ戦のプラモとか作ったの?そのあと絶対戦闘機の本買ったでしょ??
鷹村さんのパンチが飛び出ちゃうコマ好きだなあ。。
他の面々が全然気にしてない風だし、木村さんの顔はかわいい(p.90)そして飛燕をやる木村さんはかっこいい。。。
フリッカーのときの宮田君みたいだね。。
同じジャブですからね。
途中で軌道がかわる、フェイントの役割も果たす、変則的なパンチですね。
アウトボクサーはカウンターを合わせるタイミングが計れないし、ファイターは懐に飛び込めない。
ううん。。やっかいなパンチだな。
それにしても、団吉さん、どうして燕が二羽いるなんてヒント、わざわざだしたんでしょうね。
それ、会長に読まれちゃうんじゃないでしょうかねえ。

真田さん、ハンサムで医学生で総合病院の一人息子、金持ち、ボクサー、、、なんだろう、女子の理想のだんなさまみたいな人・・・一昔前の。
「モテモテだな」
「モテモテっスね」って、また鴨川軍団が悪さを。。一歩が縄跳びとんでるのがすごいかわいいけれど。。

「お前はもう日本チャンピオンだ。どこへ出ても一人前の男として胸張れるとりあえずいい頃合いじゃねえの?」
「こ、頃合い?」
「告白する頃合いってコトだよ!」
わるい顔だな・・・木村さん。恩返ししてたアンタはどこ?
この

「こっくはく!こっくはく!(ちゃっちゃっちゃ)」

青木村さんのコール・・・。
名場面ですね(自分の中で)!
っていうか、ひどい、ひどいよね??
きっむっら、コールと比べると。。あのときの感動から、全然時間経ってませんけれどね。
ま、これでこそ、いつもの愛すべき鴨川なんです。

で、告白・・・条件を要求する一歩。。
「腕ずもうならどうだ!?」とさわやかに提案する木村さん。
このときの木村さんのフラッシュバック、いらないでしょ???なんでこんな輝いてんの?
腕ずもうに勝ったら、告白しない、と。
この場面、多分ジョージ先生、すごい好きですよね??わたしは大好きですけれど。
そして、すんごい筋肉の青木さん・・・いいですね。
「カモン」じゃなくて「カマン」のが合いますよね。前に確かオズマ戦のとき、黒人ボクサー風に顔にドウラン塗ったときもカマンって言ってましたけれど。
オチもさすがです。
そんで、賭けとかしてもうけちゃってる木村さんもすごいな。。
この悪顔の鷹村さん、さいこうです!!(p.135)

はは。。そんなんで、結局告白へ向かう一歩。。。
とんでもないなあ。とんでもないっす。これは、あえていわないでおきましょう。

次は真田戦ですねー。




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