はじめからレビュー！森川ジョージ（著）　『はじめの一歩』　25巻(講談社コミックス）

この巻、好きすぎて、レビューがまともに書けるか心配です。。。

ネタばれ注意！！（いつも以上に！）

大きく分けて、見どころはふたつ。

青木村さんの高校時代

中学生の宮田君。学ランの鷹村さん。

R215「鷹村の家庭訪問」って、タイトルがいいですね。
勝手に一歩の家に上がって、ご飯食べちゃってる鷹村さんが、ちょっとかわいい。。
アルバムとかめちゃくちゃにされちゃってかわいそうですが、実は嫉妬だったり、しませんよね。すいません。

そして、青木さんのおうち（賃貸アパートでしょう、たぶん）。
家賃6、7万円くらいでしょうかね、東京の下町あたりですと。。
チェック模様がまぶしいです。
不良だったのに、アルバムに自分たちの写真をちゃんと入れてるところが、几帳面すぎます。
大体、この写真誰が・・・で、焼き増しして、
「おうっ、青木に木村、写真焼き増ししといたぜ」（推定、後に登場する神谷君）
「サンキューなっ。アルバム貼っとくわ。記念だもんな」
みたいな会話するんでしょうか？？
で、場所は木村さんちへ移ります。
前から思っていたんですが、木村さんのお母さんって、木村さんと全然似てない。。。
なんとなくお母さんの顔見てると、カエルっぽく見えてきちゃう。。。ごめんなさい。

注目の台詞は。。。

「おばさん」
「達也くんいますか？」

何、なんでそんな礼儀正しい子たちなの？？鷹村さんって、もっと、ずうずうしい感じじゃないの？？3人の顔もかわいいし。。このコマだけ引き伸ばしてもっていたい。

木村さんのお部屋、とてもきれいです。青木村さん、二人して整理整頓好きですねっ。
ベッド前に置いてあるCDはアップテンポのやつをそろえていてほしい。
そして、マニアックな洋楽とか聴いていてほしい（願望）。
アロワナ、いますね・・・この子は後にいろいろとでてきますからね。
それにしても、なんで一歩はこんなドキドキしながら餌あげてんのかしら・・・。
何どきどき？
ベッドで話してる木村さんもかわいいですね。。
青木さんとじゃれあう青木村さんも。。

「二人は古いつき合いなんですよね？」
「くされ縁だよ！」

ま、このくされ縁がどんななのかがここから語られるわけですが。。

一瞬ビーバップハイスクールがリヴァイヴァルされたのかと思うような、そんな世界観です。
二人の顔がそれゆえにちょっとリアル顔というか、老け顔です。そのへんは差し引いて御覧になったほうがよろしいかと。。
恐ろしく短気だった頃の青木さん、バイクへったくその木村さん。。。
チンポいじってる青木さん、ちょっとクレバーな面が見えてる木村さん。。
そして、青木さんのほうだけ、ミユキさんという彼女がいます。すっごく美人です。
普通に考えたら、木村さんにもいそうですけれど。。もう木村さんに彼女いないっていうのは、デフォルトなんでしょうかね。。いや、もう、彼女ずっといないほうがいいですね。
ん？でも、木村さん美人が好きなのに、青木さんの彼女は好きじゃないのね。。意外と性格重視ですね。

で、イラついてる木村さん、世間が認めるようなコトしたい、そんないらつき。
世間への怒り＝不良であるなら、それはベクトルが違います。木村さんは根っからの不良ではなかったんですね。

で、空手やってる友だちの神谷君！たぶんここでしかでてきません。。
でも野球のときも、（当時は違ったかもしれませんが）友だちっぽい子たちがでてきますし、青木村さんはふつうに友だち多そうに見えます。

さて、怒らせちゃった北高のヤツらから、使者（助っ人）が派遣されました。
でたっ。学ランの鷹村さんっ。かっこいい。。ゲームとかするのが意外。。。
ただ、その使者というのがほんとに鷹村さんじゃないんですけど。。
とにかく、青木さんが先に手だしちゃったんで、やられちゃいます。
ジャーマンスープレックスかけたときの背景にご注目。。グローヴがあります。
ボクシングの暗示ですね。
で、なぜかミユキさんのパンツ狩りをして終了。。
もうわたしにはビーバップorろくでなしブルースにしか見えないっ。

さて、木村園芸。。
12人いますね。。たぶん助っ人集めたって、こっちです。
お花がめちゃくちゃにされちゃいます。
木村ママがぶたれちゃいます。木村さんがめちゃ怒ります。
「大丈夫かよ！？」って、お母さんに声かけまでします。
・・・・もはやこの人は全然不良じゃありません。。。
リーゼントが個人的に好きなだけのいい兄さんです。
さすがの木村さんも1対12じゃ負けますよ。。
ボロボロです。あの。。お母さん、先に病院連れてってあげてください。。

で、二人揃って退学です。
ミユキさんはすでに男がいました。っていうか、学校の近くでちゅうとかしちゃだめでしょ。。
これで青木さん緊張しないオンナ＝ちょっとアレな子路線へ行くことになるんでしょうね。おめでとう！
「後先考えろっつったクセに退学確実だぞ」
あ、ちゃんと聞いてたんですね。青木さん。
仕返し・・・それは不良の永遠のテーゼ。
木村さん、なんだかんだで強かったのですね。5人病院送りにしてますから。

はあ・・・・そして宮田君が華麗に登場です。
ちょっと・・・か、かわいすぎますよ。。ジョージ先生、どれだけ女子を喜ばすおつもりで？？
会長に鷹村さんの目付け役頼まれてる中学生・・・
シャツにトレーナーを石田純一さん風にかけているにもかかわらず、ものすっごいさわやかな中学生・・・
感じとしては、『ときめきトゥナイト』真壁君が生まれ変わって小学校高学年になっちゃったあたりとダブりますね（そのダブりはたぶんわたしだけ）。あのときに「これ、コイツやってみたいと思ったんだ」とグローヴを手にしますからね・・・（ちなみに今手元にコミックスはありませんので、管理人の記憶が頼りとなっています）

もとい。。やっかいごとに首をはさもうとした鷹村さんに
「行こうぜ鷹村さん。会長待ってるよ」って、はしって、鷹村さんの背中をつかむところなんて、もう。。すでに華麗なバックステップ見せちゃっいながら「早く帰ろうよォ」って言っちゃってるあたりなんて、もう。。かわいすぎて、かわいすぎて。

で、メッタメタにやられてる青木村さん。。。
鷹村さんに気がつくと、北高の人たちが、モーゼの十戒のシーンのごとく、道を開けます。
結果的に助けてもらったことになりますが、青木村さんの気がおさまりませんので、戦います。
「間違いねえコイツ・・・何か格闘技やってやがる」
「ボクサー・・・さ」ぼそり
宮田君のこの顔。。。さっきまでのかわいい顔と全然違う。
R219.の表紙も引き伸ばしたい。宮田君がちっさいのに練習してるうしろに一歩が買い物して通ってる。かわいすぎる。。
いや、ほんと、もうキリがない。。続けます。
拳を使う意味を問われて、思い切り相手してやる必要があるから、と、鷹村さん。
あ、これはなんとなくわかります。要は尾崎の曲のような感じですよね（大雑把）。
やりきれない想い、フラストレーションの発散をしないと次にすすめないんですよ。

鷹村さんの「オレ様も毎日いじってたのよ！！」
（何がとは聞かないでください・・・）
「ばか野郎・・・」ってときの宮田君の後ろ姿がかわいすぎて。取り込んで携帯待ちうけにしたいくらい。。
完璧ノックアウト。。。青木さん、不憫だ。。
木村さんはクレバーですが、戦います。策があるので。水面蹴り！！
いや、パンチのが速いでしょ。。
で、鴨川ジムへはいるわけです。。高校も中退したし、ちょうどいいですね。
サラサラヘアの青木村さんがまぶしい。。ジュースのパシリやらされてもがんばる二人がかわいい。。
宮田君がロードしてるのもかわいい。
青木さんが、結局リーゼント風。
そして、篠田さん登場。。いいな、いいトレーナー。。
で、鷹村さんに毎日タコ殴りにされてます。
でもだんだんと鷹村さんも「ずいぶん汗かくようになりましたね」って、宮田君に言われるくらい、しんどくなってきてますね。
っていうか、タオル渡しちゃって、どしたの宮田君？？

ま、そんなこんなでデビュー戦。。
いきなりダウン奪われちゃう木村さん。。あれ、かわいいぞ。。
リアルな感じですね。。デビュー戦って、きっとこんなでしょうね。
「鷹村さんも緊張したんですか？」
「した！オレもやはり人の子だと実感したよ。試合は25秒で終わったがな」
「（自慢してんのか？）」
って、この宮田君、鷹村さんの会話とか、いいですね。。
鷹村さんの一声で、ようやくペースを取り戻し、ダウン。TKO!
見事な右ですね。ちょっと雷神的パンチにも見えます（ひいき目）。
拍手が雨のようにを表す表現がいいですね。。表現がうまいと思います。
パチパチという字を天井に描いて、音を絵にした感じですね。
青木さんのほうは、最初からとばしてますね。
木村さんの回想とともにお送りされております。映画ですね。まるで映画。
「もうやめられないよなオレ達ーやっかいなもンにハマっちまったぜ。やめられないよな―ボクシング」
い・・・や・・・青春だ。。。

篠田さんのやさしい声かけに泣きそう。。わたしが。

「おめでと。勝ててよかったじゃん」
って、宮田君がふりかえるところがか・・・わ・・・。
やめた、かわいいと今回何回言っているんだか。。。ほかに表現ないのか。。

で、最後、二人して鷹村さんって、尊敬の念をこめて、敬称つけるわけですよ。
いいやつらですよね。。ほんと。うぉーん（興奮がマックス）！！

映画にしましょうよ。映画。実写だといろいろ面倒なので、これにエピソード足してアニメで。
あ、青木さんがいつの間にか木村さんのベッドに座ってるな。。

長くなってさーせんしたっ。

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