はじめからレビュー!森川ジョージ(著) 『はじめの一歩』 37巻 (講談社コミックス)

はじめからレビュー!森川ジョージ(著) 『はじめの一歩』 37巻 (講談社コミックス)


ネタばれ注意!

うう、あの(わたしが)大騒ぎのアーニー戦の終焉。。
4R1分30秒。。

OPBFに新チャンピオン誕生降臨!その名は宮田一郎〜〜〜〜っ!!」


しかとこころに刻んでますよ。。

「このベルトには意義がある。この勝利には意味がある。これでようやく胸が張れる」(ふるふるふるえてる宮田君)

感動に打ち震える宮田君。。。


「バカ者。チャンピオンが下を向くな」

宮田父。。。さすがだ。。

で、ガッツポーズ!思いっきりガッツポーズ!!!

1ページまるまるガッツポーズ!!(うるさいな、わたし)

「うは〜〜〜っはでなガッツポーズしやがって」(青木さん)
「しっかし絵になるよなアイツは」(木村さん)

うんうん。一歩じゃないけれど、見とれるよ。
で、試合が終わって、アーニーの控室を訪れるんですよ。。


「淋しい限りだろ?敗者の部屋は。何か用かな?」
「用事はねえけど、ただ・・・」
「フ・・・クールな様に見えてキミは意外とウェットなんだな」



うん?ウエット???
あれ、ドライの反対は確かにウエットだけれどね。。
ホットとかのがよくな・・・ま、いいか、アーニーさんネイティヴだしね。


「どうしたらあれほど耐えられる?オレのパンチは決して軽くないはずだ」
というアーニーさんの問いに、
「ただの意地さ。それだけだったよ」


意地っ張り王子め!(うるさい、わたし)
そうだよね、そうだね、意地でカウンター打ってるもんね。
そろそろ、別の技磨いても・・・ごめんなさい、うそです。
カウンター打たなくなった宮田君とか見たくないです。

鷹村さんのJ・ミドル級世界2位との試合、たったの1コマ。。。短い、短いよ。
見たかったな、試合。。。
それで、ついに伊達さんとリカルド・マルチネスとの試合が。。。
62戦62勝58KOですよ。。。
絶対勝てない、って言ったらだめですけれど。。。


それで、一歩がリカルドとスパーすることになるんです。
その前の梅沢君との会話が好きで。。。
62勝は一歩の13勝の約5倍だから、自分5人と戦うと思えばいいだろって、梅沢君。
一歩が想像してるんですが、



「あ、相打ちでひとりやっつけた!!」
「意外と想像力豊かだな」(p.45)

ここがね。。。秀逸ですね。


さて、そんな中、リカルド来日。。。わー、1ページ使って登場か。。そりゃ、62勝じゃしょうがないか。。
バックにいる人たちの顔がやけにリアルだな。。
ここだけアシさん違うのかな。


って・・・またリカルドさん、スパーのときにも1ページ使ってる(p.54)。使い過ぎじゃね?←余計なお世話
で、p.60でも1ページなんですよ。。あれ?さすがにへんじゃね?

ともかく、一歩、めたくそにやられます。左だけで。完敗ってやつです。。


「あまりにも強すぎて差がありすぎてなんにもできなかった・・・・」


ここも1ページだ。。(p.91)

わー、遠いな、世界。。。コマのでかさが物語りますね。
しかも、翌日一歩の顔がぱんぱん。。。
これが世界一の左。。。

一方の伊達さん。。。


スパーの相手は、我らが(わたし個人的な、です。。)王子、宮田君ですよ。
攻撃はマジでよけてるんですが、もらっちゃう。。わわ。。
カウンターとるひまないから、打ち合いにいっちゃうんです。でも、見事にチャンピオンの左が入ります。


「減量をしてないベストな状態なのにあしらわれた。今確実に倒されてた」



わわ・・・ってことは、アーニーよりずっと強いってことか。。

わたし的に、今回のベストは、

「もしかして見てたのかよ?」

って言ってる、宮田君の後姿と、ぎろってにらんで、もう一度

「見てたのかよ?」

って、一歩に言うところです。

わー、いいな、ここ。
しかも、

「ちっ。カッコ悪いトコ見られちまったぜ」

「何がいいモノだ。正直に言うよ。あのまま続けてたら倒されてた。今もクラクラするぜ」

って、おいおい。。。相当なツンデレ王子だな。。
一歩のアホ顔もいいですけれど。

で、改めて、「世界は広いぜ」って。
このpp.109-110だけでも、この巻は買いだと個人的には思います。。



それにしても、リカルドかっこいいな。。記者会見のときのスーツリカルドさんと髭の伊達さん。。
すごい大人って感じ。。


伊達さんは、「必ず勝つ!オレがオレであるために!!」
って、決意固めます。。。
一度負けて、引退して、カムバックして、まだリカルドがいて、また戦うんですから、すごいですよね。



いよいよ試合。
鴨川軍団も観戦です。
木村さんのチェックシャツとネクタイがかわいいなあ。。
こういうときにネクタイする人って、結構ほんとにおしゃれだと思います。


試合前、一歩は伊達さんのもとへ向かいます。
世界のてっぺんで待ってると伝えて。
うーん。。かっこいいですね。もちろん勝つつもりじゃないと言えないですよ。


登場は、伊達さんもリカルドさんも1ページ悠々つかってます。
試合ゴングでは見開きですからね。。すごい贅沢。世界戦ともなると、やはり違うな。。
立ち上がり、先に当てたのは伊達さん。左がクリーンヒット!
チャンピオンも本気の立ち上がり。難なくロープ際から抜け出して、のびる左。
でも伊達さん、首をひねってよけます。
木村さんによると、左の差し合いは五分五分とのこと。。
あっという間の1R。
でもリカルドさんが不吉なことを行って、終えます。
「次のRで終わるということだ」と。
わ、どうなる。。こんなもりあがってるのに、2RKOはさすがにないですよ、ね?





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