はじめからレビュー!森川ジョージ(著)『はじめの一歩』44巻 (講談社コミックス)
はじめからレビュー!森川ジョージ(著)『はじめの一歩』44巻 (講談社コミックス)
ネタばれ注意!
ええとね。。。ま、表紙見たら結果わかっちゃうんですけれどね。。そこは無視して・・・。
さて、5R。
猛烈な攻めを見せる鷹村さん・・・・けれど、さすがにホークは強い・・・。
倒れません。
そして、一方の鷹村さんは・・・汗がでない。。
ガス欠状態です。
ホークはボディーブローで表情確認してるので、休ませてくれそうにもない。
あとは気力・・・。精神論だ・・・。
会長は減量苦の影響に気がつかず、自分の無能さを攻めますが、鷹村さんはそうじゃないんです。
5Rが限界と知っていたんですよ。。それで、まあ、猫田さんがうまいこと解説してるんです。。
「自分がどれだけ期待されているかも知っている。プライドさ傷つけられても感情を押し殺し、アイツは一言も愚痴らずただ黙々と限られた時間しか戦えないならそれに懸け、5Rを全力で戦える体に仕上げたんだニ。同じボクサーとして、いんや同じ男としてお前達にそれができるだニか!?ワシは涙が出る。鷹村のあの誇り高い姿さ見ると、本当に涙がでるだニ!」
うおーーー(号泣)。
やられまくりで、みんな押し黙っています・・・。
そんな中・・・
「どかっ」
宮田きゅん!!
宮田君が床(だと思いますが)にパンチですよ!おっとこらしい!!
一方、めちゃくそに打たれてるのに、会長、タオル投げません。
「普段傲慢なお前がリングの中だけでは誠実じゃった。慢心せず練習し、いつだって果敢に戦い抜いた。ワシはキサマの戦いぶりが・・・大好きじゃ!!まだ見ていたい。この手で止めとうない!!」
ううん。。わかります。。でも、けっこう前半にひどいことを言ってますね、会長。。
鷹村さんが吹き飛ぶほどの右!けれど、何か背中につっかえてる・・・。
会長の張り手。
それで、押し黙る鴨川のみんなのところに・・・
「アンタら何やってんだ!」(ザッ)
あ、ザッは足音です。
「こんな時・・・黙りこくってどうすんだ。情けねえ身内だぜ」
かっこい・・・。
年下だろ、アンタ?っていうか、宮田君、応援しないの??
単にさびしくなってきたの?しかもます席に土足ではいっちゃだめだよ?(p.58)
青木さんが号泣。
「そうだ!心配かけんじゃねえよ」
「いけったらいけえっ」
「鷹村さんファイト〜〜っ!!」
・・・・え・・・ちょっと女子っぽいくないですか?
泣いてる顔といい、このポーズといい・・・。
でもこの鷹村さんはボクの、オレ達の憧れなんだ、のところいいなあ。。
すっごい好きですよ、この場面。この絵もいいですし。やっぱ鷹村さんってパーカーですよね。
似合うなあ。。
それで、その声援が通じたのか、鷹村さんをみんなが支えるんですよ・・・
「魂が消えても棺桶からはい出してキサマに勝つ!!」
って、無理ですけれど・・・。
でも反撃の一撃!すげー!!
でね、インターバル・・・
「倒れてたよ・・・き・・・きつかった・・・本当に・・支えがなきゃ立っていられなかった・・・」
「アンタ・・・最高のセコンドだぜ!」
わー、この台詞とコマが・・・いいよぅ・・・。感動だよ・・・。
会長じゃないですけれど、泣きそう・・・。
でも、打たれてつらくて、鷹村さん、急に・・・怒り・・・今までのつらいことを思い出して、突然ブチ切れて、ラッシュ!!
「キレるって・・・どうなるんですかこの先」(一歩)
「わかんねえんよっ!!オレ達だって見たコトねえんだ」(青木さん)
「本当にキレたあの人の姿は―!!」(木村さん)
「余計な考えがふっとんで野生の本能ののみで動いているのさ。もともと野獣が人間の皮かぶった様な人だからな」(木村さん)
わー。。すげえなあ。。っていうかこれもよくよく考えると言ってることひど・・・。
でも意識とびながら急所を確実に襲うって・・・。
でも鷹村さんらしいなと思うのは、意識飛んじゃってて覚えてない鷹村さん。
えっ。どういう状態なのですか。ボクサーってそういうときあるんですかね。それが普通はないからkろえは普通じゃないと解釈したほうがいいのかな。。
ホーク、起きあがっていまいますが、恐怖を植え付けるには十分でした。。
「逆はあらへん。次できめたるわ」(千堂さん)
「いや・・・このRでキメたかった。鷹村さんはとっくに限界を超えてるんだ。このインターバルでホークに回復されたら十分逆は考えられる」(宮田君)
宮田君、突然もどってきたんだねっ(土足だったけれど)!
「ワレ帰ってきていきなり不吉なコト言うんやないわ。逆はない言うたらないんや!」(千堂さん)
「なんにせよ次のRだ。8R目でベルトの行方が決定されると見たぜ」(伊達さん)
この3人、解説というか、もうすこしでお笑いまでいけそうだな・・・東京03的な、いや、我が家でもいいですが・・(ないだろ)
これまでのバックボーンがないホーク、ここにきてなんとも厳しい状況。
一方で、鷹村さんのオールバックを直してあげる会長。。鷹村さん、それに対して、
「王様になって帰ってくらあ!!」
この表情がなんともなあ・・・。
さて、インターバルあけは両者の打ち合いですが・・鷹村さんが押しているのに、みんな嫌な予感・・・。
押せば倒れそうなのに・・・大きなスウェーバック・・・ホークの得意技ですよ、こんなところで。
下からもらっちゃうかと思いきや・・・・半分あたりながらも、カウンターを合わせまいした!!すご・・こんなことできるの??
っていうか、結局カウンターか。。。宮田君が言ってたことが本当になった・・・。
でもまた立ち上がってくるしぶといホークに左、右のワンツー!
スタンディングのままカウント!
カウント6で走り出す鴨川軍団!ホークはカウント9で血を吐いてレフェリーに倒れこみます。
大歓声の中、10カウント!
勝ったぞ、じじいっ、てなりますが、みんなが鷹村さんにダイブ!
みんな大騒ぎ。
でも、宮田君はさらっと帰っちゃう。
昔のこと思い出して・・・この3コマだけで、宮田君ファンなら買ってもいいくらいの!かわいい宮田君!
ああー、このみんなとじゃれない一匹狼な宮田君が好き。
でもついにチャンピオン・・・最後のお約束ギャグは実際みていただくことにして。
感動の巻だなあ・・ここでほんと終わるかというくらいの。。
今日はここまで!