はじめからレビュー!森川ジョージ(著) 『はじめの一歩』 21巻(講談社コミックス)

はじめからレビュー!森川ジョージ(著) 『はじめの一歩』 21巻(講談社コミックス)


ネタばれ注意!

やっと書けます。。
しかし、また下書きを消した。。。なんてこったい。

3度目の防衛戦で勝利した鷹村さん。しかし、会場からはブーイング。
「プライデー」されちゃったからですね。。
試合はすごかったのに。。
で、一歩が、伊達さんに、拳が軽いといわれたことを気にして、鷹村さんに、チャンピオンの拳が重いか尋ねます。このへんがまじめ。。。緩急のつけかたがやはりうまい。

要は、パンチの力の違いではなく、拳に込められた想いの違いだ、と。
そう、要は経験の差というか、チャンピオンの重圧とか、責任とか、期待とかいろんな想いが背後にあるということなんでしょうね。。それは、何の世界でもそうです。体力だけが差ではありません。
まして、ボクシングは駆け引きの世界ですからね。

その後の木村さんの電話がいいです。。


「はーーーん。負けちまったよ〜〜〜っ。チャンピオンが負けちゃったよ〜〜〜っ。オレあんなヤツに挑戦したくないよォ」



ちょっと、かわいいです。アニメ版も相当かわいい感じでしたが。。。
要は、間柴さんが勝っちゃったんですね。。
で、久美ちゃんに呼ばれて、間柴家にお祝いに行く一歩。。
死闘を勝ちぬいて命がけで奪ってきたベルト。。。
一歩もそれを見て、ようやくいつもどおり頑張る決意を固めます。
今度は僕の番だと。

さて、トミ子の占いなどがありまして。。
楳図かずお先生風の顔でお約束のギャグ。。楳図先生は本気で描いていらっしゃいますけれどね!
ギャグ顔の定番になりつつある。。

試合です。
29歳、20戦19勝の伊達さん、19歳、10戦10勝の一歩。
キャリアの差が倍。
考えたらものすごい相手なんですね。ものすごい強い。
伊達さんつながりですが、テニスのクルム伊達公子さんに、高校でてすぐにプロになった子が挑むようなものですよ。考えたら、こちらの伊達さんも一度引退してます!!すごい。
もしや、現実までも予測しているとか・・・これも予型??すごいぞ、ジョージ先生!

もとい、
1R。超接近戦で挑む一歩!ロープに追い詰めらる伊達、一歩を本気で攻めます。
アンダー・ジ・イヤー、耳の裏を攻められます。三半規管をゆするパンチ。
テンプルほどではないですが、即効性があります。
ガードを開けられ、コークスクリューブローを打たれますが、ガードで止めます。
そして、ひるまず攻める一歩。クリンチされても、10cmの隙間から、リバーブローを打ちます。
本来なら、ミドルレンジが得意なチャンピオン。。完全に一歩の土俵です。

2R。一歩を最強と認めたチャンピオン。常套手段でパンチをかわすことをやめ、打ち合うことを決めます。一歩に打ち勝てなくちゃ、世界なんて目指せない!
・・・これ、宮田くんと一緒ですね。ジミー戦で見せた、オレはチャレンジャー精神っ。


一歩が優勢に見えた、このラウンド。。。ところが一歩自身は、手ごたえを感じない。
(このラウンド、すっごく短い。。。)

3R。ついに、その手ごたえのなさの正体がわかります。首をねじって、パンチの威力を潰していたんです。。それって、どんだけ高等技術??
で、驚いた一歩が、チャンピオンの左をもらって、ダウン!!
で、今回はおしまい!!

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