映画レビューというか、監督レビュー?フランソワ・オゾン監督

映画レビューというか、監督レビュー?フランソワ・オゾン監督

いやあ・・・本籍って現住所と違うことありますよ・・・危険危険!!
すっかり忘れてましたよ・・・。お騒がせだなあ・・・(自分で自分を騒がせている)。


さて、こころ入れ替えて、今日はフランソワ・オゾン監督のことを・・・。
新作以外は大体観たのですが、内容すっかり忘れているものもあって・・・なんていうか、最低です、ファンといえるのだろうか・・・。

誤解を恐れずに、荒くおおざっぱに言えば、それぞれの作品が別物みたいにムラがあるのに、どことなくオゾンワールドがひろがっているというのでしょうか。

まずはフィルモグラフィーを(goo映画より)。

しあわせの雨傘(2010)
Ricky リッキー(2009)
エンジェル(2007)
ぼくを葬る(おくる)(2005)
ふたりの5つの分かれ路(2004)
スイミング・プール(2003)
8人の女たち(2002)
まぼろし(2001)
焼け石に水(2000)
クリミナル・ラヴァーズ(1999)
X2000(1998)
ホームドラマ(1998)
海をみる(1997)
サマードレス(1997)

思い出せないのもあるので、思い出せるのだけピックアップ・・・。
わたしがはじめて観たのは、『クリミナル・ラヴァーズ』ですね。
え、これ1999年?ずいぶん前だったんだなあ・・・。
これ、なんとあのジェレミー・レニエがでています。
この前紹介した『夏時間の庭』にもでていますね・・・。
ちょっとすいません、思わず画像検索してしまったんですが・・・時って、時に残酷なものですね!!
いや、いい味でてると思いますけれど、おっさん!!この映画のみずみずしさがどこかへいってる!!
あ、映画と関係ないところに注目してしまった・・・。
これはですね・・・性の問題をテーマとした現代版不思議の国のアリスという感じです。
これを聞いて、え、意味分かんないって思ったら、多分オゾン層にはいれません(うそです)。
結構かわいらしい映画?とか思っちゃいけません。題名にクリミナルってありますし。
映像は美しいのとグロいのとで、これがある意味オゾン層の指標だったりするのかなあー・・・。

短編の『サマードレス』あたりを観た方が観やすいのかもしれません。
確か、短編集はDVDになってますので。

定評があるのは、『焼け石に水』や『まぼろし』『スイミング・プール』あたりでしょうか。
焼け石に水』は・・・これは端的に言えば、ゲイというかバイセクシャル映画です(怒られるぞ)。


1970年代、ドイツ。20歳の青年フランツ(マリック・ジディ)は、街で中年男レオポルド(ベルナール・ジロドー)に誘われ、婚約者アナ(リュディヴィーヌ・サニエ)とのデートをすっぽかして彼の家へやってくる。他愛もない会話が続いた後、ベッドを共にする二人。。。
(goo映画のあらすじ一部転載)


どういうことなの??そういうことです。
これがオゾン層です!
映像も美しいですしね。リュディヴィーヌ・サニエちゃんは、オゾン監督映画にいくつもでています。この監督の映画には欠かせない役者ですね。かわいいですよ。
というより、かなり同じ俳優さんを採用することが多いですね。作品が個性的だから、俳優も好みあるんだろうなと思いますが。逆にそのほうが観やすいといいますか、なんとなくわかりやすいんですよね。

ハリウッド的な大作はやはり『8人の女たち』ですね。
ダニエル・ダリューカトリーヌ・ドヌーヴエマニュエル・ベアールイザベル・ユペールファニー・アルダンヴィルジニー・ルドワイヤンリュディヴィーヌ・サニエ・・・。すごい、なにがすごいって、この女優たちを使って撮ろうとしたこの若手監督の度胸がすごい!!現在43歳だそうですよ。。。。若・・・。
フランス大女優ってめちゃ恐そうじゃないですか。実際たいへんだったと何かの記事で読みましたが。
そうですね、感じとしてはものすごいおっかない若草物語・・・・(また怒られる)。
エマニュエル・ベアールがほんとにエロかわいい。このひとはどうしてこんな色気があるのでしょう。不思議でたまりませんよ。唇?口がエロいのか?何着ても何してもエロ系になっちゃうもんなあ・・・。


かと思えば、『エンジェル』みたいな夢想少女の話もあるし・・・ほんとうにこの男、底が知れん!!(スラムダンク名言)


そして、わたしは『しあわせの雨傘』を映画館で観れず、いまだに観れていないことを猛烈に後悔しています・・・(だったらはやく借りにいけ)。


それぞれの映画レビューはまた時間があったら・・・。
ちなみに、お気づきかと思いますが、監督は・・・ゲイです。


それではまた!