だいぶ前に観ましたが・・・『幸せはシャンソニア劇場から』

だいぶ前に観ましたが・・・『幸せはシャンソニア劇場から』


昨日映画を観たんですが(録画)、あまりオススメできないものだったので、別のを・・・。
まあ・・・簡単にいうと、笑いあり涙ありのミュージカル映画

1936年のお話です。フランス・パリ北部にあるミュージックホール・シャンソニア劇場は、不況のため不動産屋に取り上げられて閉鎖、劇場で長いこと働いてきたピゴワルは仲間たちと再建を試みます。
ピゴワルの息子ジョジョアコーディオンを習って、父のために街角でアコーディオンを弾きますが、うまくいかなかったり、オーディションに来た歌のうまいドゥースを採用して売り込もうとしますが、逆に別の劇場へ行ってしまったり。そうそううまくいかない中、事件が起こり・・・?


前に紹介した『オーケストラ』にちょっと感じとしては似ていますが。
こちらは子どももでてきて、『ニューシネマパラダイス』にすこし似てますかね。
最後のほうは、かなり予想外でした。わたしが考えていた感じとは相当違っていましたね。
けっこう前半のだらだらっとした感じからゆるゆる流れて終わるのかと思いきや、一気にたたみかけるように出来事が起こっていきます。舞台裏好きにはたまりません(舞台裏好きです)。
ところどころミュージカル仕立てなところもたのしめて、エンターテイメント性が高いですね。

ピゴワル役のジェラール・ジュニョは、つるっとした肌と頭が印象的。ちょっと太めのおじさんはかなり癒し。
ドゥース役のノラ・アルネゼデールは、新人のようです。みずみずしい演技というか、役で、とても好感が持てました。というか、役者さんが個性的というのはあるでしょうけれど、とてもそれぞれキャラがたってる!
そして、ときどき理不尽。それこそがザッツフランスな気がしてます。
泣いたり笑ったり、波乱万丈でたいへんだけれど、みんなたくましく生きていて。
結構元気をもらえた映画でした。

監督は、クリストフ・バラティエ。『コーラス』のひとですが・・・観てない!


今日はこのへんで・・・ふわあ、眠い。