映画『スノーホワイト』観てきました!

映画『スノーホワイト』観てきました!

いやー・・・今日は映画の日だったんですね。予約して初めて気がついた。
こういうときは大作がいいですよね、なんとなく。
というわけで、スパイダーマンと迷いつつ、こちらを観てきました。

一言で言うと、ファンタジーと戦闘とVFX(視覚効果)の融合といいますか。
題名の通り、白雪姫なんですが、戦う白雪姫。
まあ、いわゆる白雪姫らしいエピソードはたしかにあるのですが、別の話としても楽しめるというか・・・誤解のある言い方かもしれませんが、半二次創作みたいな感じですかね・・・(半であって完全な二次とは言えない気もしていますが)。

この世界観はきらいじゃなかったです。
正直、映画全体の出来としては、うーん・・・というところがありますが、前半のおとぎ話を主体とした部分はとても面白かったです。
黒い森の表現や城の様子などは、ヨーロッパにありそうな森や城の雰囲気を出していたし、鏡の表現や魔女(王妃)の気味の悪さもすごくよかったですし、中世的なアナログな感じがとにかくよかったのですが。
途中から監督が変わったのかな、とすら思いました・・・。
りんごの使い方や7人の小人の登場などはよかったのですがね・・・。
衣装もとても魅力的でした・・・白雪姫がズボン履いてなかったら尚よかったなあ・・・。
あと生き返るところも個人的には好きでした。

ただ・・・わたしには途中からジャンヌ・ダルクに見えてしまったんですよねー・・・。
別にそれでもいいのですがね。
特に前半のトロールや妖精王が生かしきれていなかった気がして残念です。

ジャンヌ・ダルクに見えてしまったのは、白雪姫がお祈りする場面で、アーメンといってるところや、妖精王が聖フベルトゥス(角の大きな鹿がでてきます)を想起さえたからかもしれません。なので個人的な問題かもしれませんが。
それと、役者の無駄な、と言っては失礼ですが、無言で突っ立っているシーンが多い・・・。セリフがはいっていればいいというものでもありませんが、どことなく違和感。
それと魔女(王妃)の弟が割とはやくはやく消えてしまうのも違和感が・・・。
最後の戦いのところもちょっと・・・(あまり言うとネタばれになるので言いませんが。
戦い方自体は嫌いではなかったのですが。

とはいえ、このVFXとヨーロッパの雰囲気には圧倒されますけれどね。

役者があまり有名どころではない(といってもチェーリーズ・セロンは有名か^^;)、というのも割とわたし的にはポイントが高かったです。
これから彼らはメジャーになっていくかもしれませんねー。

わたしは基本映画は辛口コメントなので(いつもそうしないようになるべく心がけてはおりますが)、それ以前に観る方によってはかなり印象変わるかと思います。2割減程度で読んでいただいてちょうどよいんじゃないかと思います。

それではまた!