観てきました『池袋モンパルナス』展in板橋区立美術館

みなさん、年末いかがお過ごしですか。
わたしですか、わたしは・・・PCが壊れました・・・。
たびたび話題にでているわたしの家族がPCに詳しいので見てもらいましたが・・・うう・・・CドライブもDドライブもどこかへ旅立たれてしまいました。
わたしがわるいのでしょうがよくわかりません・・・ド素人が下手にパーティションをいじったりするからこういうことに・・・。
反省して、今後はひっそりといじりたいと思います。一応まっさらなPCにはなったので、いまからまたソフトなどを入れて使いたいと思います・・・。
仕事データを別にとっておいてよかった・・・。
というわけで、とりあえずは、展覧会のことをちらっと。

行ってきました、クリスマスの日に。
池袋に、かつて芸術家村があったそうですよ。場所的にもパリのモンパルナスに似ているということで、この名がついたのだとか。
1930年代から40年代ここで暮らした画家の作品を中心に展示されている・・・のですが・・・。
ええと・・・この美術館・・・・駅から遠い。と お い。
バスで移動するんですが、何せ寒かった・・・ここは本当に都内か・・・(失礼発言)。
実は、美術の勉強してけっこう経過しているというのに、はじめてきました、ここに。
いやー・・・まず三田線の高島平がはじめて。
何もかもがはじめて。ここどこ、パリの郊外ですか?(なんとなくイメージ)

こんな場所に文句ばっかり言ってすみません。展示は面白かったです!はじめて観た作品が多かったということもありますが、この時代の洋画は面白いです。
芸術家村というだけあり、詩人、音楽家、画家、彫刻家などが寄り集まって暮らしていたそうです。
なかでも、寺田政明という画家をご存じでしょうか・・・そう、あの寺田農さんという俳優さんのお父さんです。
それから松本竣介長谷川利行靉光といった有名な画家も関わり、広範囲な活動がうかがえます。
さらには怪獣の父といわれる高山良策さんもここに住んだ画家でした。
作風は時代によりさまざまなで、リアリズムを感じさせるものからシュルレアリスム的なものまであり、これが池袋モンパルナス、というのは難しいところ。
それゆえに、展示はバラエティに富んでいて、たいへんおもしろかったです。

会場に流れていたDVDが興味深く、「怪獣のあけぼの」となっていたので、最初よくわからなかったのですが、高山さんのことだったんですねー・・・それをみて、ようやく高山さんが怪獣の父の高山さんだとわかりました・・・。自分の中で一致してませんでした^^;。
このDVDがまた出来がよくて・・・久しぶりに全部観た気がします。
寺田農さんがお父さんの話をされたり、アトリエへ実際取材へ行ったりするところがとても興味深かったです。
それにしても狭い所にみんな肩寄せ合って生活していたんだなあ、と、何かしみじみするものがありました。

アトリエも再現されていて(いまどき畳3畳と言われてもピンときませんから、何かありがたい気がしました)、貴重な資料も多数ありました。
所蔵作品だけではなく、ほかの美術館から借りているところもすごいな、と妙に感心しました。いえ・・・会場が狭かったので、所蔵作品だけかと思っていただけなんですけれどね^^;

そういえば都写美も行ったんだった・・・そちらも後ほどあげますね。それからセガンティーニも。
結構年末滑り込みで見れてよかったー。

あ、そうそう、展覧会は1月9日までやっています!よかったらぜひ!
展覧会のサイトリンク貼っときます。
http://www.itabashiartmuseum.jp/art/schedule/now.html