ビバ!フィレンツェ!イタリア・フランス旅行記その1

毎日更新が目標です。
とりあえず、旅行の話をだらだら今週はしていこうかと。
旅程は、深夜便で羽田発→パリ乗り継ぎ→フィレンツェ→パリ→成田
行きは夜1時半発。帰りは夜23時すぎ発。遅いっ。
逆に言えば、ずいぶんと時間を有効に使えるのでよかったのですが。
パリでの空白の3時間。まあ・・・なんとか耐えました。眠かったのですが、なんとかふらふらとパン屋のポールへ。

ちっさいパンをつまみながら、フィレンツェへの想いを馳せる・・・!
ここでだらだらと時間を過ごし、空港へ。

この飛行機に乗りました。ヨーロッパ便は小さくてかわいい!


ひゃっほい!飛行機好きなんです、観るのも、実は乗るのも結構好き。
待たされるのは嫌いですけどね^^;


フィレンツェの空港は小さいですね〜。
到着したら、とりあえず足早にホテルへ。
タクシーは基本料金制で20ユーロ+荷物ひとつにつき2ユーロ。良心的値段設定!
ホテルはアルノ川を渡ってすぐ、ピッティ宮の近くの、その名もピッティパレスホテル!
お値段の割になかなかいいホテルでした。
チェックインは12時からで、到着が11時。いれてもらえるか聞いてみると、まだ、とのこと。
じゃあ荷物を預けて、観光しようかと話していると、部屋の掃除が終わったからはいっていいとのこと。やったね!
ダプルベットと表記されいたので、シングル2つは可能かと聞いてみると、ベッドを離すだけのことらしく、簡単にオッケーが。
よかった。寝相悪いから申し訳ないと思ってたんでね^^;。

早速、サンタ・マリア・デル・カルミネ教会へ。川を渡った方なので(こちらにはいわゆる観光名所が少ないんですね)、ここだけすこし離れているので、先に見てしまおうという魂胆。お目当ての教会のひとつです。
ここは、ブランカッチ礼拝堂のマサッチオとマソリーノ、フィリッポ・リッピの三人が手掛けた壁画があることで有名です。
あ、念のため言っておきますと、教会の中には、礼拝堂があります。小部屋みたいなものですね。
この小さな小部屋がたいへん重要。美術史の教科書には必ずでてくる作品です。

わたしは15年程前に見たのですが、そのときはまだ修復が終わっていなかった・・・はず・・・さて・・・今回は・・・。
おお!!すごいきれい!きれいに修復されてる!!!
色がとても鮮やかでびっくり。


外観はとても地味ですね。

この上の楽園追放がマサッチオ。はい、これは美術史の試験でますよー!たいへん有名な作品です。

こちらの上部に描かれたアダムとイヴがマソリーノ作。
マサッチオに比べると、こちらの作品のほうが静的であることがわかります。


この上の場面はマサッチオ先生ですね。だんだん見比べてみると、2人の差がわかってきます。


こちらも有名な作品ですね。マサッチオ先生の同時異図。
貢の銭という作品です。主題についてはまた今度書きます。

こちらはマソリーノ先生とマサッチオ先生の共作です。
中央の派手な衣装の2人をマサッチオ先生が描いております。

下はリッピ先生です。


ピンボケましたが、これもリッピ先生です(確か)。

こちらはマサッチオ先生。こうした障害者の姿も描いておられたんですね。

たいへん堂々とした姿です。衣の表現が卓越しております。


しばらく鑑賞。やはり・・・イタリアはいい!
その後、ピッティ宮へ。
展覧会もやっていましたが、常設のラファエロの聖母子も観たい!

どーん!でっけえ!!

遠い!!この坂がけっこう地味につらい!右からボーボリ庭園へ入れます。


足元ふらふらになりながら、ボーボリ庭園を激写。行ってみたかったんですが、あまりに広大な敷地すぎて、体力の限界。
わたしの眠気、ここにきてマックス眠い。。。飛行機で映画4本観たツケがここで・・・・!


こんな素敵な泉のようなところもありましたが・・・く、くらいっ。
もう夜じゃないか。
体力の限界を感じました・・・。
途中でパニーニを食べて、体力の限界のままに、パタリ・・・・。

なかなか明るい素敵なホテルでした。その割に安い!
明日の朝食を夢見ながら、一日目が終了・・・!