『ブラック・スワン』のはずが、『パイレーツ・オブ・カリビアン』

ブラック・スワン』のはずが、『パイレーツ・オブ・カリビアン


・・・巷で話題のブラック・スワン。たまには休日の夜、映画館へ。
ま、でも空いてるでしょ、いまどき映画館へわざわざ足運ばないしさ。
タカをくくっていざ着いてみると・・・あれ?あれ?満席???
ちょっと・・・意味が分からな・・・。
一日一回の上映じゃ仕方ないですけれど・・・。
でも映画館にまで来て、すごすご帰る気持ち、わかります??寂しいですよ。
なので、もうなんでもいっか・・・的なノリで観ました(超失礼)。
まあ・・・テレビでもやってましたし、目にしてましたからねスカパー等々で。
ついていけるよ・・・!冒険活劇でしょ!安定の死なないっぷりでカウチポテト状態で観れるし、たまにはディズニーもいいよね、という自己解決法(よくやる)で観てきましたよ!


この前『英国王のスピーチ』にでてたジェフリー・ラッシュ(顔のながいおっさん)もでてますしね!
ふむふむ・・・さすがに大作系はコマーシャルが多いな・・・。
あれ、国立新美術館のコマーシャルまで??
そういえば、前にレンブラント展のコマーシャルもやっていたからな・・・まあ、なくはないのだろうけれど。


もとい。
今回の見どころは、生命の泉(Fountain of Youth)と人魚(セイレーン)と聖杯とスペインですかね。
分かりやすいなー・・・筋が。途中すこしもたもたしましたが、実にうまいつくりですね。
カメラワークが途中独特?最初の英国王の前から逃げるところとか、決闘シーンとかが特に、と思ったんですが、監督は『シカゴ』などで知られるロブ・マーシャルです。なるほど、どうりで舞台っぽい感じの決闘だなと。。。ワインや酒をぶちまけながら決闘するところとか、イギリスの近衛兵が泥だらけでジャックを追いかけていくところや、スペイン軍との対決の場面とか。舞台の見せ方を知ってる人の撮り方のように思えました。たまに、ぐるぐるして気分が悪くなる映画とかありますからね。。。
見せ方をしってるなあという感じです。


まあ・・・なんというか、寅さん的なところがあるこのシリーズ。
うまい具合に決める場面を決めないというか、うまくはぐらかしながら、ご都合主義的に終焉を迎えるこの物語、嫌いじゃないです。肩の力抜いて観れますしね。
衣装もすごく素敵ですし。基本的に18、19世紀のちょっと土のにおいがしてきそうな衣裳って好きです。
そして、今回の注目若手は、サム・クラフリンですかね。
宣教師役ですが当たり役だなー・・・。みずみずしい人魚との恋を演じてますよ。
元サッカー選手だったとこともあり、いい身体してますね!将来アクション系のものもやりそうです。


人魚の大群のシーンは・・・びっくりしました。実はここがいちばんすごかった気が・・・。
モデルのジェマ・ウォードなどがでてくるのですが、まあ、これは一見の価値ありですね。
こんなセイレーン観たことない!実際、シンクロの選手を起用したそうですがね。


もうひとつびっくりしたのは・・・ペネロペ・クルスの英語下手・・・。
いいのか、これで?っていうくらい・・・。まあ、スペイン語が母国語ですし、むしろ日本人にはなじみの発音ですが・・・。ブリティッシュイングリッシュの俳優がいたせいか、余計に目立ったなあ。。。
かわいいし、魅力あるから、それもかわいさになっていましたけれどね!


でも久しぶりに映画観てすかっとした気分!
次に続きそうだなあー!

続きはまた!