本日のレビューは・・・この前観た映画レビュー!ミスター・.ノーバディ

本日のレビューは・・・この前観た映画レビュー!ミスター・ノーバディ

見た方いらっしゃいますかね・・・。
ネタばれしすぎないように書きますね。これから見る人のために。
まだ全国で公開されていますね!
一応、下記サイトのリンクを貼っておきます。

http://www.astaire.co.jp/mr.nobody/


まあ・・・一言で言うと、パラレルワールド近未来映画。
ニモという男の子が主人公です。
男の子というと語弊ありますね。かなり時間軸が移動しますので、若い姿も、年をとった姿も描かれますから。
どういう風に、というのを説明しないようにして。。。
こういうパラレルものというのは、ひとつの映画でいくつものストーリーを楽しめるという利点がありますが、これはまさにそんな感じですね。
わかりやすいかわかりにくいか、といわれると、パラレル慣れしてるひとにはわかりやすいと思います。
逆にとても丁寧に時間軸について描かれているというか。
慣れているひとには「え、もうそこいいよ」とすら思うくらい丁寧に。
これがミニシアター系じゃないゆえんか・・・あ、ミニシアター系のわけわからんやつですと(いや、正確にはわけわかるんですが)、すっとばすようなことを丁寧にね。
もし、あのときこうだったら、とひとは自分の人生を後悔したり、いまのようでなかったら恐ろしいとぞっとしたりしますよね?
そうしたいくつかの可能性が描かれている、といったらいいでしょうか。

先日レビューした『月に囚われた男』は低予算でしたが・・・この映画は総製作費に50億円かかっているそうです。
え!た、たかい!!まあたしかに、「これは金かかってるなー」という場面がいくつかありました。
監督は、ジャコ・ヴァン・ドルマル。3作目の作品です。
役者は、ニモ役のジャレッド・レトのほかに、アンナ役のダイアン・クルーガーが光っていましたね。
彼女、ドイツ人らしいかわいらしさをもちあわせていまして、演技がとてもよかったです。

そして、若い時のニモ役のトビー・レグボもすごくよかったです。若い時のアンナ役のジュノー・テンプルとの共演がみずみずしくて。
いろんなカップルがでてきますが、この若い2人がわたしにとってはぴかイチだったなあ・・・。

それから、『ノッティング・ヒルの恋人』にでていたリス・エヴァンスもでてきます。ニモのお父さん役で。確か、ヒュー・グラントの同居人でしたよね(誰への確認?)。
わたし俳優と監督名覚えるの苦手で・・・(どうでもいい発言)。

監督はベルギー人なんですね。。
ベルギー映画といえば、『ある子供』や『24時間4万回の奇跡』など、ちょっと切ない映画が多いのですが。。。
金銭的な切なさはほとんどないかもしれませんね。
切ない映画って結構見てしまうのですけれどね。。

あ、バディ・ホリーの音楽使ったり、音は割といろいろとこだわっておられましたね。
音楽って映画においては重要要素ですからね。映像もとても美しかったですね。
随所に現れるド派手な場面に、うん、50億!って感じますしね(しつこい)。

あ、わたし次はブラック・スワンを観たいです。バレエ映画って観てしまうなあ・・・。

そんなわけで、今日はこのへんで。