本日のレビューは・・・・写楽展オープニングin東京国立博物館

本日のレビューは・・・・写楽展オープニングin東京国立博物館


オープニングといってもですね、5月1日よりはじまっていました。
震災の影響ではじまるのが遅れ、オープニングがのびのびになっていたんですね。
ですので、もう見てる方もいるかとは思いますが。。。
まあすごい作品数!
東博の平成館の展示、ときくと、身構える・・・のはわたしだけでしょうか。
4部屋全部ずらずらっと作品を並べるとそれはそれはすごい作品数。
仏像とかならそれほどじゃないんですが、絵画だと半端ないですね。
おまけにわたし今日首を寝違えて(それだけじゃないみたいですが)、上を見るのがつらい。。
はっきりいって、後半は気もそぞろでちゃんと見れず、もう一度いかないと。。
写楽について、ご存じの方も多いと思いますが、わたしは専門ではないので、ここでは多くを語らな・・・って、じゃあなぜブログにあげたんだ。。
困ったときはサイトだよ、サイト。


寛政6年(1794年)5月、江戸大芝居三座に取材した豪華な大判雲母摺りの役者大首絵28図を一度に出版し、華やかにデビューを果たした東洲斎写楽。翌年正月に忽然と姿を消すこととなりますが、その約10ヶ月(寛政6年は、閏11月が含まれます)の間に、写楽は140図以上の版画を残しました。それらの作品は、題材となった歌舞伎の上演時期により、制作時期が四期に分けられています。本展覧会では、約百四十図、約百七十枚の作品によって、写楽版画の全貌を紹介します。

http://sharaku2011.jp/index.html

ふうん。。そうなんだ。
10カ月しか活躍してない画家!
短い!改めて短い!
140図、170枚の展示ということは、おおよそ30がかぶってるということです。
かぶっているというのは、同じ主題の同じ構図の版画が、別の刷りで刷られているということです。
基本浮世絵ですから、平たく言えば版画作品です。
2つ目の部屋で、同じ主題の作品を比べて見ることができます。
これがいい刷りとか、色がきれいとか、見るとすぐにわかります。
いわゆる雲母刷りといわれる、パールや雲母の粉末を版画に付着させ、画面を光輝かせる技法ですが、それを比較することもできます。
きれいなものは、画面が光り輝いていますよ。
それから、同じ役者の絵をいろいろな画家が描いているので、顔の比較ができるのも面白いですよ。
あれ、こっちの画家は格好よく描いているのに、こっちの画家はブサイク系だ、とか。
歌舞伎役者の場合は、今の役者にどことなく通じるところもありますし。
そういうの発見ができるところもいいですね。


そして、140図の作品のほとんどをこの展覧会でみることができるという。。すごい!
改めてすごくないですか、この展覧会。。
*関係者による宣伝ではありません。

わたし、友人と見に行きましたが、この友人と一緒だと、本当に絵画勉強してるの?って会話になりがちで、周りの方ごめんなさい。
頭で思っていることがダダ漏れてしまうのです。
「この人石ちゃんホンジャマカ)に似てない?」とか「このひとたちでぶな赤ちゃんにしか見えない」とか「これ田村正和じゃない?」とか・・・。
本当にそう思うかどうかは、実物を見て・・・!
*関係者による・・・(以下省略)


夜間開館をやっていないので、昼間に見るしかないのですが、働いているものにはけっこうツライ。。。
そろそろやっていただきたいなあ。。。各館の方々・・・!
ここで訴えても・・・。

今回はここまで。次は多分一歩あげます、準備はしてます、はい。