今日のレビューは・・・引き続き原発関連報道その7(フランス、ドイツの記事より)
今日のレビューは・・・引き続き原発関連報道その7(フランス、ドイツの記事より)
なかなか収拾がつかない原発問題。。。
これはかなりの長期化が予想されますね。。
いつものように、いくつか仏独の新聞を見てみましょう。
『ル・モンド』紙より。
4月3日の記事。
Les "liquidateurs" de Fukushima tentent de colmater une fuite sur le réacteur 2
「福島の''解決''とは2号機の流出を防ぐ試みのことだ」(意訳)
汚染水が流出していることについて。
原発で作業員の方がお2人亡くなられたことと、それからポリマーを投入したこと。
特に日本のものと比較しておかしな内容のものはありませんが、原発関連だと汚染水のニュースが中心のようですね。
『ツァイト』紙から。
4月3日の記事。
Abdichtversuche am Fukushima-Leck schlagen fehl
http://www.zeit.de/gesellschaft/zeitgeschehen/2011-04/tote-tepco
同じく汚染水が流れたことに関連するニュースです。
Leckというのは、漏れること(場所)などのことです。
あ、題名は、「福島の水漏れに対する防水の試み失敗に終わる」(意訳)。
それプラス、原発で作業員の方がお2人亡くなられたことと、それからポリマーを投入したこと、まだ余震が続いていることなどが記されています。
ニュースソースは時事通信と読売新聞さん、NHKニュースですね。
最後に野菜の心配とともに、ヨーロッパにもたらされる野菜の話。。。
記事によると、野菜は日本が輸出している食品関係のうちで0.1%らしいですけれどね。検査をしているようです。
フランスの記事と題名だけ比べると・・・だいぶ見方が違いますね。
お国柄かもしれませんが、毎回ドイツの記事をみるとびっくりしてしまいます。
同じような記事ですが、『南ドイツ』紙より。。
気になるのは、「東京に放射能物質が流れる可能性」と書いてることです。
聞いたことはない。。わたしの見過ごしかもしれませんが。。
これは風評では?
『産経ビズ』さんの記事を見てみますか。。
「放射性物質懸念は行き過ぎ 東京、香港の通常値より低水準 」
(2011年4月4日の記事)
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110404/mcb1104040503010-n1.htm
世界基準でいくと、東京は低い値だそうですよ。
わたしもドイツの記事に過剰に反応しすぎないほうがいいのかもしれませんね。。
すみません、今日はここまで。