本日のレビューは・・・フランス・ドイツの原発報道などその2

本日のレビューは・・・地震後のフランス・ドイツの原発報道など その2


私的業務連絡>前回病気のことなど書き連ねましたが、わたしは意外と元気ですよ。耳が多少気になるくらいですんでいます。あのどちらの病気もわたしの場合軽度ですし、それに、死なない病気といわれています。多少の不自由がでたとしても、命に別状はありません(わたしの場合はとくに全く問題ないです)。なので、ご心配なく、ね。。。活動量はこれでも減らしているんですよ。。努力、自己内努力!でも、いつもありがとう、とここで記しておきます。。。



前回もつらつら書きましたが、今回もつらつらと。。

まずは原発って世界にいくつあるの?ということで、調べてみました。全部みるのは大変なので。。一部ご紹介。




ちなみに、フランスにある原発の数をはじめ、ヨーロッパの原発数。
58個。。多いですね。
意外と思われるかもしれませんが、イタリアにはありません。


Wikiに表がありました。。

http://fr.wikipedia.org/wiki/Liste_de_r%C3%A9acteurs_nucl%C3%A9aires


まあ、数だけの比較でいくと、順位は以下の通り。

国     原発数/電力のうち原子力発電が占める割合(%)
アメリカ  104/20
フランス  58/78
日本    54/35
ロシア   32/17.8
ドイツ   17/22

(表が見にくくてすみません。。直せない。。)

うん。。フランスがすごいですね。。ちなみに6位は韓国です。
ちょっとアメリカの規模がでかすぎるので、なんとも言いがたいですが、フランスとドイツの稼働率がすごい。
ドイツも60近い原発をもてば、どんぶり計算で、6割以上になりますもんね。。

一応、IAEAのページもはっておきます。。


英語ですが、福島原発の情報を更新してくれています。ニュースソースとして信頼できると思いますので。
このサイトの奥のほうを探すと、それぞれの国の核保有数とかでてきますが、それはまた後ほど。。



http://www.iaea.org/newscenter/news/tsunamiupdate01.html


まあ、当然ながら、ヨーロッパでも、どう対応するかという話になりますね。
2011年3月24日、ブリュッセルEU圏ヨーロッパ首脳会議があったという記事です。
以下の題名で記事がでてきます。


L'UE débat de la sûreté de ses centrales nucléaires


http://www.lemonde.fr/

ル・モンドさんにここでお願いしたい。。
それぞれの記事にリンクお願いします!探すの大変ですよ。。


焦点のひとつは原発です。


いまのところ、原発反対派(といっていいのか)は、ドイツ、オーストリア、促進派はフランスというの感じでしょうか。
ドイツのメルケル首相は、原発の危険性について主張、オーストリア社会民主党ヴェルナー・ファイマン首相は、1970年代に製造された原発に関する老朽化を懸念。
フランスのサルコジ首相は、オーストリア原子力をやめるとしたら、それに同意できない、としているようです(政治関連の翻訳になれておりません。。誤訳でしたらご指摘を)。。

ヨーロッパ内でも意見が分かれるところですね。
安全を目指すドイツ、オーストリア、核輸出国として核廃絶はできないフランス。。

フランスにおける日本と違う報道をもうひとつ。。


おなじみ『ル・モンド』誌サイトさんから。
福島第一原発の内部写真です。多分。
下記をクリック。





http://www.lemonde.fr/japon/portfolio/2011/03/23/les-premieres-photos-de-l-interieur-de-la-centrale-de-fukushima-n-1_1497622_1492975.html





この写真のキャプションにDaiichiとか書いてないんです(泣)。
第一は、Daiichiと書かれて、何号機というのは、ナンバリングでNoというように記載されてます。
へんな話ですが、フランスへ行って、Daiichiはもうそのまま通じると思います(フランスの一部の記事のに記載があるので、それを見ているような方には少なくとも・・・)。
一応日本でも第二原発の話がほとんどでていませんので、おそらく第一原発ということだと思います。



ううん。いつの写真なのかは実ははっきりと書かれていません。23日に公開された、とありますが、23日に撮られたものなのか。
1枚目。3号機、4号機の電気修理の場面、でしょう。なんかすごく人力ですね。。はらはらします。
2枚目。l'Agence de sûreté de nucléaire japonaiseが公開した写真とありますが、これは原子力安全・保安院のことですね。
1号機と2号機をつなぐセキュリティ用の扉(日本語でなんというのか。。)のすぐ後ろで撮った、ということらしいのですが、この奥が原子炉ってこと??
3枚目。こちらも多分原子力安全・保安院の写真。1号と2号をつなぐ安全制御室の写真。
4枚目。1号と2号を結ぶ安全制御室でゲージをみるテプコ社員。。
5枚目が中央制御室ですね。200人近いひとたちがここで作業しているようです。。


っていうか、安全制御室=中央制御室でいいと思うのですが、どういう構造なんでしょう。。
内部がよくわからないので、ひじょうに曖昧な訳で申し訳ないです。。
つながってるんだ、と、思いますが・・・・1号機と2号機をつなぐ、とか、そういうつながり方なんでしょうか。
知ってるかたいらしたら、教えてください。。


出典がAPとなっています。日本ではあまり公開されていなかったのではないでしょうか。
少なくともテレビ等では。。




一応ナショナルジオグラフィックのサイトさんにもでてますね。
画像元は一緒のようです。でも全部の写真はかぶらないですね。他の写真も掲載されています。


http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011032401





それとですね。わたしが個人的に気になっているニュースがひとつ。。
「福島のためのフランスのロボット」

なにそれ。。。フランスのシノン(フランス中西部、トゥールの南西、ジャンヌ・ダルクがシャルル7世に謁見した城があるところです)というところにあるIntraという会社というか、合弁研究機関だと思うのですが、そこでロボット開発をしているようです。
フランス政府の要請を受けて、それを日本へもってくるのか。。
それで、遠隔操作ができるので、福島の原発で活躍するだろうと。。
日曜には日本に到着??ええ??そうなんですか??
どういったものなのか映像もなくわかりませんが、とても期待しています!!よろしくお願いします!!



元の記事はこちら。
フランスのテレビ局フランス2より。



http://info.france2.fr/japon-seisme/des-robots-francais-pour-fukushima-67893665.html





どんなだろう。わたしはガンダム的なもの(ガンタンクみたいな重厚なやつ・・・)を想像していますが、多分違いますね。
映像くださいよ!!もし他のサイトででているようでしたら、また改めて紹介します。
一筋の光明となることを願って。。


ドイツ情報も一つ。
今の福島の現状を楽観視するな、という専門家の意見が載っています。
いや、楽観視していませんけれどね。。
チェルノブイリと連合してる」ものとしてとらえよ、ということだと思いますが。
とにかく予断許さない状況とのことです。わかっております。
被ばく者がでたというニュースへのレスポンスもすごいものになるかもしれませんね。。
もちろんたいへんなことですが、過剰反応して煽ったりしないでほしい気持ちもあります。。そこが難しいところ。。
ドイツの記事って、言葉の使い方の問題もありますけれど、ちょっと恐いです。

http://www.dw-world.de/dw/article/0,,14940226,00.html



もうひとつ、原発関連で。ドイチュ・ヴェレサイトより。


こちら、元の記事は3月18日付けのものです。
記事の内容は、福島原発を受けて、ドイツの原発促進派の影響について。
ドイツのエネルギーの今後についてがテーマです。。。難しい。。ドイツ語も、ですが、内容に政治的、経済的知識を要求されています。
下にリンクはってありますので、興味ある方、個別にどうぞ。。
まあ、ドイツは、古い原発を止めるということを言っていますが、その前に、昨年ドイツはそれらの原発の寿命を2021年までのばすということをどうやら言っていたようです。京都議定書に関係していたそうですよ・・・
そうか、この延長が結局CO2削減になるってことなのか。。
いずれにせよ、それを撤回したかたちになるんですね。。
ううん。。どうするんだ、電力供給を何で補うんでしょう。風車へ移行とか?
それより、政治的、経済的背景が大きすぎて、どうなっていくのかわかりません。
ドイツは、ともかくも安全性を第一に考えた、ととらえることはできるでしょう。
まあ、各国の動向はまた動きがでるでしょうから、見守りたいと思います。。


それでこちらがその記事。。
それぞれ、ドイツ語、英語です。
英語のほうは遅れて記載されてますが。。。画像とか、ちがう。。
なんで??

http://www.dw-world.de/dw/article/0,,14922239,00.html


http://www.dw-world.de/dw/article/0,,14939216,00.html



それから、もはや自分のためだけの情報ともいえますが。。
このソース源は、ドイチュ・ヴェレというサイトです。
ドイツ語の勉強にも役立つと、ゲーテ・インスティチュートの先生にもすすめられました。
ビデオのほうはitunesにもおとせますし、ビデオ書きおこしの記事もあって、リスニングの勉強になります。


以上補足情報でした。



それと、エンタメ系情報をもうひとつ。。
リアム・ギャラガーが4月3日にチャリティーコンサートするそうですよ。
ロンドン等で、ですが。わたしの好きなポール・ウェラー師匠もでます。
(いうまでもなく、ポールはリアムたちの兄貴分です。。っていうか、ポール師匠は主催しないのか。。)
収益金は、英国赤十字社を通じて寄付されるそうです。
リアムは、オアシス解散後、ビューディ・アイを結成していますが、まだ聴いたことないんですよね。
これを機会にCDでも買ってみようかな。。
うん、世界の動きがすばやくて助かりますね。台湾の方々もたくさん寄付してくださってるようですし。
はやく救援物資が現地に届くといいですね。



http://jp.reuters.com/article/entertainmentNews/idJPJAPAN-20189020110323

http://www.thesun.co.uk/sol/homepage/showbiz/music/3483016/Liams-gig-for-Japan.html



それでは、みなさんも健康に留意して、ストレスをためない週末を!
ひとつでもいい知らせが届きますように。。