本日のレビューは・・・放射能、原発、被ばく基礎知識

さて、ほとんどここがわたしの勉強の場になっているな。。
レビューのがいいのでしょうけれど、ごめんなさい。なかなかそういうモードになれなくて。
放射線の単位、放射線関係について小学生レベルくらいにはわかったような気になってきました。
そして、知らねばならない、被ばくについて。
この被ばくという言葉ですね。。原爆という言葉とともに、心理的負荷がものすごいかかります。
でもこの言葉にもなれなくては先に進めませんので、なるべく客観的に。冷静に。
それから、ついでに原子について。。ああ、長くなってしまいましたが。




今回も放射線医療科学研究所さんからの転載です。
ありがとうございます!


http://www.nirs.go.jp/rd/faq/index.shtml



Q「放射線に被ばくする」とはどういうことですか?


放射線に暴露されることを被ばくといいます。人間は日常生活の中で、宇宙、大地、食物を通じて放射線を受けています。また医療の現場や工業分野でも放射線が利用されています。これら日常生活においてうける放射線は微量で、健康に影響することはありません。一方、「放射線事故・災害」とは、不慮の被ばくや、予定以上の線量の被ばくを言います。健康に影響の受ける線量の被ばくを被る可能性があります。高線量の被ばくをした場合、血液障害、消化管障害などの急性放射線症になることがあります。これは、被ばく後、数日から数週間で発症します。また、比較的低線量の被ばくでも、被ばく後、数年以降、発ガンや白内障などの晩発障害がおこる危険性もあります。また、放射線の被ばく様式には、離れた線源による外部被ばく、放射性物質が体表面に付着する体表面汚染、放射性物質の体内への取り込むによる体内汚染に分けられる。



放射線が自然に存在することは昨日学びました。
ごく微量ではありますが、放射線を受けているんですよね。
でも、そういうレベルではなく、健康を害するほどの量を浴びた場合に、被ばくというのですね。
被ばくすると、健康障害が起こる。。これも原爆の話で聞かされています。
しらなかったのは、被ばくにも種類があること。
外部被ばく、体表面汚染、体内汚染(被ばく)です。
放射線物質は重いので、すぐには体内に取り込まれないそうでして、外についたものならば、「洗い流す」というかなり原始的処理が有効だそうです。



対策については、朝日.comさんのホームページに記載があります。
http://www.asahi.com/national/update/0315/TKY201103150222.html


緊急被ばく医療ポケットブックさんも参照しました。実にわかりやすいです。
http://remnet.webcdn.stream.ne.jp/www09/remnet/lecture/b05_01/index.html



これで対策などを勉強するといいと思います。わたしもこれから熟読します。



ところで、わたし、ここまで調べてよくわからないことがひとつ。。
ヨウ素って、何ですかね。いや、ヨウ素くらいは知ってますよ。あの昆布とかにはいってるアレですよね。
ヨードのことですよね。。あ、あと、『ブラックジャック』でバセドウ病の子どもを治療するのに確かヨード使ってましたしね。ヨード卵もあるし。
でもそれがなんで放射線物質なの?
ああ、ご回答が。。放射線医療科学研究所さんホームページに。。



原子力災害が発生した場合、放射性物質として気体状のクリプトン、キセノン等の希ガスとともに、揮発性の「放射性ヨウ素」が周辺環境に放出されることが考えられます。「放射性ヨウ素」を吸入などによって身体に取り込むと「放射性ヨウ素」は甲状腺に選択的に集積するため、放射線の内部被ばくによる甲状腺ガンなどを発生させる可能性が出て来ます。



揮発性ってことは、吸っちゃったりするってことですね。
それが体にはいって吸収されたらたいへんだから、安定ヨウ素剤を服用して、からだにヨウ素を満たしてあげて、からだに有害な放射性ヨウ素をブロックするってことでいいのかしら。。
でも、放射性物質って、これだけでなく、セシウムが検出されたとかいろいろ報道されていますよね。だいたい、なんでそんなものが放出されるんでしょうね。。ああ、また戻らなくてはいけないの?
っていうか、もうほんとにわかんないんですけれど、放射性物質ってなんだっけ。。


放射性物質(ほうしゃせいぶっしつ)とは、放射能を持つ物質の総称で、ウラン、プルトニウム、トリウムのような放射性元素もしくは放射性同位体、外部からの放射線にさらされることにより核反応を起こし放射性同位体となった(放射化された)物質を指す。
Wikipedia放射性物質」より)


え、放射性同位体??なにそれ?


「同じ元素で中性子の数が違う核種の関係を同位体と呼ぶ。同位体は安定なものと不安定なものがあり、不安定なものは時間とともに放射性崩壊して放射線を発する。これが放射性同位体である。放射性同位体の例としては、三重水素炭素14カリウム40などがあげられる」。
Wikipedia放射性同位体」より)



ええと。。(ただいま頭が強制終了寸前)
大昔やったよ、化学で。。中性子



原子核(げんしかく)は、単に核(かく)ともいい、電子と共に原子を構成している。原子の中心に位置し核子の塊であり、正電荷を帯びている。核子は、通常の水素原子(軽水素)では陽子1個のみ、その他の原子では陽子と中性子から成る。陽子と中性子の個数によって原子核の種類(核種)が決まる」。
(Wikipedia原子核」より)




どうやって中性子の数数えるの?まさか顕微鏡で見て一個ずつ確かめてます、なんてそんな世界じゃないよね。。うっすら水素は特別もの扱いされていたのはかろうじて覚えてますよ。
炭素12とか炭素14とかね。。あったね、あれが同位体だったような気がしますよ。
で、不安定な原子核は放射性崩壊する。。え、え、そうなの?
そそそ、そうか、核融合とか核分裂とかいろいろいっているけれど、原子レベルの崩壊を繰り返しているのか。。それで得たエネルギーで水を沸騰させて、その蒸気の熱でもって電気に変えていくのか。。



現在、世界の原子力発電所軽水炉が主流となっています。これは原子炉の中で燃料のウランを核分裂させ、その時発生する熱によって水を蒸気に変え、この蒸気の力でタービンを回し、発電機で電気を起こすというしくみです。
東京電力ホームページよりhttp://www.tepco.co.jp/nu/knowledge/system/index-j.html



ものすごい壮大なんだな。。原子力発電所って。。


それで、分裂するときに放射性物質が生成されるのか。。
で、放射性崩壊にもいろいろと種類があって、
アルファ崩壊ベータ崩壊ガンマ崩壊核分裂反応 、自発核分裂 、核異性体転移があると。。
アルファとかベータは、軽いから、そんなに防ぐのはたいへんじゃなくて、問題なのは核分裂とかで生じた放射性物質なのですね。そうでいいんですね?
(誰への確かめなんだか・・・)
はじめの一歩で例えると、アルファ、ベータあたりは、軽いジャブってところですね。それで核分裂あたりがデンプシーロール級ですかね。。ううん。。。



ええと、それで、放射性崩壊には半減期ってのがあるの?なにそれ?


放射性物質放射能の強さがもとの半分になるまでの時間。半減期の長さは核種に固有である。

(緊急被ばく医療研修のホームページの分散サイトさんより転載)
http://remnet.webcdn.stream.ne.jp/www09/remnet/lecture/words2003/06014.html


うん?固有に決まってるの?そうなの?どのくらい?



注意しなければならないのは、半減期は対象となる元の核種の量が増えないことを前提にしているが、多くの原子核崩壊は、多数の種類のさまざまな形の崩壊が同時並行的に確率に支配されて多段階的に起こるのであり、元の核種の量も前の段階での崩壊が進めば随時追加されてゆくことである。このため半減期どおりに崩壊が進むのを観測できるのは、確実に精製・分離が済んだ単体の放射性物質を扱える実験室だけである。
Wikipedia半減期」より)



えええええ、いつ半分になるかわからないの??はああ。なんか想像をはるかに超えたわからない世界なんだなあ。。。
そんなちっさいものが。。ううん。。むずかしいなあ。。


中川のビジュアル物理教室さんに半減期のわかりやすい説明があります!
http://www.ne.jp/asahi/tokyo/nkgw/index.html



こちらも紹介しておきます。放射線についてのわかりやすい解説。お子様向け。
初歩の初歩編(つまりわたし級!)。

日本アイソトープ協会さま、ありがとうございます!
http://www.jrias.or.jp/index.cfm/8,0,115,html


長くなりましたが、今日はこのへんで。。

木村さんのように慎重に、宮田君のようにタイミングをうまく図って、鷹村さんのようにときに科学と野生を融合させて、青木さんのように決めるときはビシっと決めていけるように。。
明日もいい知らせがひとつでも多く届きますよう祈りながら。