魚喃 キリコ (著)『ハルチン』2巻 (祥伝社 )

魚喃 キリコ (著) 『ハルチン』2巻祥伝社

今日も一歩をあげられそうにないので・・・・こちらで。

読んだことありますか?

魚喃 キリコ先生といえば、けっこうシリアスで知られてますが、これは、雑誌hanakoに連載されてた女子的なエッセイ漫画ですよね。
1巻からレビューしようかと思ったのですが、アマゾンになかったので(爆)!
いや・・・もごもご。

小市民ハルチンと、ちょっと乙女な友人チーチャン。
ハルチンは小市民なんですが、無謀なんです。犬飼ってみたり、プレミアのバービーちゃん買ってみたり。
髪型変えてみたり。
そんなちょとダメ女子の日常を、エッセイ風のコマ割で、こまかく描いていくんです。
ハルチンのチャレンジ精神は認めます。でも必ず裏目にでる。
急に英会話はじめるけど不毛だったり、チャリでいけるところまで行ったけれど、帰り電車で帰ってきて、チャリ持って帰るのめんどくさくなったり。。
ナンパされて、ふとその男性が傘を持っていることに気がつく。。もしかしたら、断ったらさされるかも、と思って、「オカマですが」と答えちゃう!!
で、その男性、間に受けて逃げちゃうのを追いかけるハルチン・・・・(pp.42-43)
一回も使ってないデッドストックのガラスのティーポット割ってみたり・・・それ、しかも、ド●ホルンリンクルの化粧品の瓶で割っちゃって、チーチャンが、意外とハルチンがいい化粧品使ってることに驚いたり(pp.116-117)。
こういうノリです。残念女子。。貧乳だし、浪費家で、考えなしで、パーマあてたりですね。。とにかく、ひとつひとつが残念エピソードへとつながってく!!
誰しも経験ありませんか?わたしは、結構チーチャンよりかと思ってました(まとも女子)が、いやいや・・・とんでもない。
やはり(?)ハルチンタイプでした。。

終わりのほうは、ナナナンさんの残念話。地でハルチンなんですよね、この方。
最後のほうは線が太くなっていきますが、全体的に、丁寧で読みやすい絵ですね。

吉田秋生の『ハナコ日記』も好きでしたが、こちらもなかなかいいですよね。。。hanako連載の漫画って、クオリティ高いなあ。

短くてごめんなさい!いつも長いから、いいか(自己満足だろ・・・・)




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