はじめからレビュー!森川ジョージ(著) 『はじめの一歩』 24巻(講談社コミックス)

はじめからレビュー!森川ジョージ(著) 『はじめの一歩』 24巻(講談社コミックス)


完全ネタばれ注意!!
そして、やたら長い。。

そういえば、前回のレビューで、
「そういや試合観たぜ。こないだのタイトルマッチ。相変わらず不器用なボクシングだったけど、いい所もあったよな」
「えっ!?どこ!?どこ!?」
「負けっぷり」
「どーもすみません」


・・・・この台詞、たぶん『ときめきトゥナイト』あたりの80年代の少女漫画の定石です。


って、書きましたが。。。
具体的に思い出しました。。。『ときめきトゥナイト』の中にありました。。

*台詞は管理人の記憶に頼ってます。実際の会話とは異なります。


まず、人間になった真壁君が、ボクシングに打ち込んでるときに、真壁君の誕生日を思い出して、急ぎ手作りでランゼちゃんがプレゼント作って渡したときの台詞。。
「こ、これ、真壁君、時間がなくって・・」(プレゼントさしだす。手縫いのボクシング巾着!!)
「・・・へえ、これって、給食袋?(にや、舌出し!!)」
「もう、ばか、真壁君のばかっ」(ポンとクッションを投げる)
「お前って案外器用だよな。サンキュー」
「かあっ////」



・・・・あとひとつ。。。真壁君が人間になって、二人でバーゲン行った帰り道。。
「おいっ。スカートから何かでてるぞっ」
「え、うそ、何々???」
「足っ(にやっ、舌出し!!アゲイン!)」
「もおっ。そんな古典的なギャグを!!(両手挙げて、ぷんぷんっ)」
「あははっ」
「もうまてーっ」
後ろからランゼちゃん羽交い絞め。。。



・・・・ど、どうですか??
も、もう一歩じゃないですか??
羽交い絞めまであと一歩ですよ。。
あ、真壁君好きすぎて、こんなところに登場させてすみません。。
あの人、わたしのアイドルなんです(現状維持)。ボクシングやってるしね。。改めて、すごい人ですよ。ツンデレだし。キスせがまれてもおでこですしね。。



も、もとい。。



いや、今回もすごいんですわ。。
いきなり宮田君登場ですからね。。
ボディのカウンターで倒しちゃいまいた。。。ページ数が、8頁。。。
カウンターいれるコマがいいですね。しかも、ドンって、入った後のコマ。
宮田君の横顔アップ。10巻台と比べると、だいぶ顔が違いますね。



それでもって、青木村さん、一歩の試合です。
メインイベンターを決めるくだり、たいへん好きです。
アミダですからね。。青木さんがまた損してますね。
アミダでメインになって、トミ子さんに電話しちゃった。。
会長の一言で、前座になっちゃったのに。。



それでもって、200回連載記念キャラ人気ランキングが載ってますね。
1位は・・・・宮田君っ!!当然ですねっ(鼻息あらく)
2位が一歩、3位ヴォルグさん(あの試合みたらね。。)、4位伊達さん、5位鷹村さん。。。
青木さんが9位で、
木村さんが14位ってのはかわいそ。。。でもここから挽回ですから。。



というのも、れーコさん、でてきますから。
「鷹村さん、どうスか!?キレてますかね!?」しぱぱぱっ
ええと。。。はしゃいでおります。
一方の青木は、トミ子さんにカエルガウン作ってもらいました。。
メインイベンターでないことを言い出せずに。。
「い、言い出せなかったんでしょうね」
「残酷すぎるぜ」

・・・まさに。。残酷。。



そんな中、またもトラブルがっ。
会長がついにダウン。。
いや、あれだけハードなことしてるんですから、そうでしょうよ。。
会長の理想は、「打たれる前に打つ」ボクシング。。
それをヒントに、一歩が見出したのは・・・攻防一体のスタイル!!

・・・そして、暇すぎる鷹村さん大暴れ。
「イヤな予感がするぜ。ヒマになるとあの人は情緒不安定理不尽極まりない行動をとるようになる」
さすがは、木村さん。。そう、理不尽極まりない。。
「ケンカキックケンカキック」げしげし!!
青木の顔面にキック。。
木村さんは、イヤホンで回避っ。賢っ!!賢者木村っ。
このメンバーでドラクエ9やったら、勇者一歩、戦士(または武闘家)鷹村さん、旅芸人(または盗賊)青木さん、賢者(または魔法使いか僧侶)木村さん、って感じじゃないでしょうか。。
木村さんにザオリクかけてもらって生き返りたいっ。



もとい。。
クールが売りに木村さんですが、れーコさんがきたらはしゃいじゃって。。
っていうか、れーコさんとのツーショット、点描ですよ、背景が。
渾身の作ですね。。


で、ポスターに落書きされて、もう動揺しまくりの木村さん。。落ちつけ。。
でも、会長がきたら、檻の中の熊。。


さて、青木村さん、一歩の試合。。

青木は、守るものがあるということで、強さ発揮。。
久しぶりのKOですね。
で、木村さん。。。なんと、れーコさんが男と来てる。。。しかも腕組んで。。。
れーコさん、天然ですか??悪い女じゃないですか??
わたし、軽いオンナじゃないのよアピールなの?
あ、木村さんのガウンかわいいですね。花柄っぽく見える(たぶん違うけれど)。
もう、がむしゃらにファイトして、KO勝ち。。。ど、ど根性。。。
全然クレバーなボクシングじゃないですが。。


ポンチャイ・チュワタナとの試合。。
「ベビーフェイスとは裏腹の凶悪な右ーー!!」
これ、解説です。。
びっくりですね。ベビーフェイス公認ですか。。
手を出さずにプレッシャーをかけて、ロープにチュワタナ選手を追い詰めます。。
アッパーでガードを上げ、右をきれいにいれます。
連打をねらいますが、相手もすぐにカウンターを打ってきます。
とにかく強打のスピード戦。
大きいのを打つと、カウンターが待ってます。
しかし、1R終了で、「次のラウンドで倒してきますから!!」
と一歩。
なんとも頼もしい一言。。なぜって。。激しいウィービングによる、デンプシーロールがあるからです。
よけながら打つ、まさに攻防一体っ。
完全勝利!!
それにしても、1920年代の技というのはすごい。。それをまあ現在によみがえらせたということなんでしょうけれど、一歩自身は、その技の存在を知らなかったんですね。自ら考案したというのはすごい。。
とにかく、よかったね、一歩!
なんともスカッとした内容でした。
ひとり、木村さんだけがかわいそうでしたねっ。

今回、やたら長くてすみません。。



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