はじめからレビュー!森川ジョージ(著) 『はじめの一歩』 18巻(講談社コミックス)

はじめからレビュー!森川ジョージ(著) 『はじめの一歩』 18巻(講談社コミックス)

・・・諸事情で、自分のブログに手がだせなかった。。

青木村編だけでも書いておこうと思います。
A級トーナメント準決勝。
二人の苦悩が実に現実っぽいんですよね。。
「やっと上が見えてきたのに、また負けちまったかと思うと・・・」
木村さん・・・4年です。4年。
がんばってしか言えない一歩ですが、それでも、二人の対戦相手のビデオを見て、スパーの相手をします。それがわかった二人。。
後輩のためにも頑張ろうと思いたち、当日、朝から二人でロード。。。
仲がいいです、泣けてきます。負けがわかっているからではなく、この二人の苦労がなんかじんとくるんですよね。。
そして、試合。
青木さんのフェイントがさえてます。
相手と五分の戦い。。。けれど、ほんの数センチが顎をかすめ、最終Rでダウン。
興味深いのは、「偶然の一発だ」と鷹村さんが言ってます。。
あれ、あれ??

「ラッキーパンチはない」by宮田父

あれ??あれは??鷹村さんとの意見の相違ってことですかね。。
さて、木村さんの相手。具志堅似。。。

あれ、あれ???
こ、このちょっとギャグ的展開・・・エレキ・バッテリーを予言してますか???
考えすぎか。。。
でも、顔だけでなく、ほんとに強い。
典型的アウトボクサーの木村さん、ほんとに光ってます。
相手が全て上という状態で、どうするのか。。
なんとか最終Rまで持ちこたえますが、なんと、ドロー!!!
A級トーナメント特別ルール。。。エキストララウンド。。。
すでに疲労に達していたという木村さん。。。たぶんこれ、ダウンで終わりだと思いますが。。

「どんな練習してようが希望に燃えていようがリングの上には勝者と敗者光と影しかねえんだ。それがボクシングなんだよ」

と鷹村さん。。。きびしい世界。。スポーツとはそういうものなんでしょうけれど。
終わった後の明るい二人がまた泣ける。。。
二人、去っていくとき、「頼むぜ――一歩」って!!
背中の哀愁が。。。
会長の一言もいいです。

「初めて負けたワケではない。だからといって情けないという気持ちを忘れるワケじゃない。悔しさに慣れるワケじゃない。顔では笑っとたが歯を喰いしばって言ったセリフじゃ」

会長!!さすが会長。。よくわかっていらっしゃる。。
そう、一歩はそれにどう応えるのか。。
二人でくやしくて、土手に転がってるところが、まさに会長の言った通りで。。
悔しくて眠れないって。
しかも、青木さん泣いてる!!
なぐさめるように、木村さんが半ばギャグで、中学の同級生にかたっぱしから電話かけるという案を持ち出します。
これって、きっと学生時代のノリなんでしょうね!!
ずっと前からやっていたワザに違いない。。
「お前こんな時に・・・」と青木さん。
怒る?と思ったら、
「すっげえいいコト思いつくなあっ」
って!!
わ、わかる気がします。男の子のノリって、こういうところがあるのが。
なんか、電話しようといったときに、木村さんの後ろから後光さしてるのが笑えます。

それにしても「ドサクサに襲ってもシャレですませるクミコちゃん」って。。。





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81.鈴木
82.9-A-5
83.GAIANT ECHO
84.富士山
85.アダルトH

今回は・・・ナシです。