観てきました!『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』

観てきました!『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』

いやあ・・・観てきたのは先週だったんですけどね。
嫌でも期待高まりますよね、ホームズとワトソンがロバート・ダウニーJr.とジュード・ロウという若手二大俳優。
一作目も観ましたよ、映画館で。
ネタバレしないように話したいものですが。

一作目はアクションと推理のバランスがとてもよくてわたし好みだったのですが。
二作目はどちらかというと、冴える推理というよりは、2人の友情とアクションメインですかね。
モリアーティ教授との闘いがいよいよはじまるわけですからね。どうしてもそうせざるを得ないのでしょうねえ。
個人的には、ホームズのお兄さんがよかったですねー。あのキャラ・・・別にほしいわけじゃなかったんですが、裸も見れましたし(笑)。

個人的に残念な点を先に言うと、アクションスローモーションがやけに多い点。
アクションはいいんですが、この映画はホームズの推察力みたいなものを前面に出したいのか、空想の映像がでるんですよ。それから実際のアクションになるんですが。一作目では面白く見れたんですが、今回は時間延ばしに見えました。
これがどうして残念なのかというと、同じやり方なので、二回目くらいから、「あ、多分このやり方じゃうまくいかないんだろうな」とわかってしまうんですよ、トリックが。それがラストまで続くのはちょっとどうかなあと・・・。
あとは単純に推理が少ない点。こうなった、というのを後から教えてくれるのはいいんですが、少ない・・・。小事件みたいなのをわたしが好きだという、そういう好みの問題なんですがね。
モリアーティ教授とのもう少し知的な駆け引きを見たかったというのもありますね・・・。
推理でオペラ座へ行くところがあるのですが、そのくだりがホームズならそういうことするかな・・・?とちょっと疑問でしたかね。目的地へ行って間にあわない、ということならわかるんですが、寄り道(?)して間にあわない、なんてことはないかなあ、と思ったりして。原作でそういう場面ありましたかね?もしあるとしたら、原作の書き方とくらべないとなんとも言えないんですが^^;

と、残念なところを先に言って、よかったところは、やはりヨーロッパ横断ですかね。
馬で駆け抜けるところはみものですね。ホームズの愉快な面が引き出されてますし。
ジプシー(といっても大丈夫でしたっけ?遊牧民?)の彼らとのやりとりもすごくよかったですね。
あと電車のアクション!あれはやはりすばらしいですねー。ちょっと予定調和的なところ(=安心して見られる)はありますけど、やはりハラハラしますし。
あとはやはりホームズとワトソンのやりとり。それにかぎりますね。
それだけも観る価値はあるかと。ワトソンを見守るホームズの友情が・・・ちょっとうるっときました。
あとはお約束のホームズのいたずらがほんとに。
一作目と似せた作りになってるので、比較すると面白いですね、オープニングとか。


総括すると、やっぱりホームズ好きだなと思いました。
また続くのかな、と思わせるラストで、次回作もぜひ観てみたい!