はじめからレビュー!森川ジョージ(著)『はじめの一歩』48巻 (講談社コミックス)

はじめからレビュー!森川ジョージ(著)『はじめの一歩』48巻 (講談社コミックス)


ネタばれ注意!

さて・・・続きです。
島袋戦がいよいよ始まります。
試合をちゃちゃっとみていきますか。この試合、結構動きのない肉弾戦なので実況しにくい。。。
相手が自分より小さいと、懐に入り込みにくい。まあ、これは確かにそうですよね。
一歩は自分がやられていやだったことをやります。左で突き放して、自分の距離にいれないこと。
そして、背が高いとチョッピング(打ちおろし)ができるんですね。
けれども同時に島袋さんも打ってきて・・・手が交差して一歩の体が宙に浮いた!
え・・・。
パワーでは一歩より上?
コーナーに追い詰められて、さらにアッパーを打たれて、一応よけますが、目が飛び出てるっ。一歩の目が!
ギャグじゃないですよっ。ギャグのときよく使う顔ですけれど。
そのくらいすごかったってことですね。
ガゼルパンチも打ってきますよ。しかもクロスアームブロック突き破られる。。
下からボディーブローをつきあげられて・・・さあ、どうするかって・・・超接近戦ですよ。
でもそんな近い距離でパンチなんて打てないんじゃ・・・そこで必要なのがシフトウェイト。
それによって拳ひとつぶん隙間があれば、パンチが打てると。。。
しかも両者ともその状態ですよ。
間にはいるレフェリーがたいへん・・・レフェリーの台詞(こころのつぶやきというか、ダウンとかそういう公式の台詞じゃなくて、ですよ)っていままでなかったんじゃないかと思いますが・・・ここでレフェリーの「き、気楽に言わないでくれ。生半可な覚悟じゃこの2人は止められない。それほどの闘志なんだ。毎回あの中に飛び込まなきゃならんのか?・・・毎回!?」って。


か、かわいそ・・・仕事とはいえ、たいへんですね。。今回ものすごく同情しましたよ。

2Rも同じ展開ですよ。。。超至近距離での打ち合い。
3Rでようやく一歩のアッパーが。はいるけれど、倒れない!
島袋さんもつらいんですよ?でもすごいです。打ち合いが半端ない。
そして、一歩の顔がだんだんと紫色に・・・・チアノーゼ??
島袋さんは、耐久力がある・・・足腰が強靭で呼吸も乱れない。
すご・・・。呼吸できなくて、ボディーの応酬に苦しむ一歩。
あれ・・・?気がついたら、5R終了??・あれ?
あ、ま、いい・・・か・・・多分4Rははしょったんだろう・・・。
それにしても、この鷹村さんの解説が的確!
いままで千堂さんやヴォルグさんは、いわゆる肉食動物で、本能で動くタイプ。
島袋さんは、海の底へひきずりこみ、相手が弱ったところにとどめを刺してくる。
チアノーゼは、真田戦でそういえばありましたね。。
力をためてデンプシー・ロールを打とうとする一歩。
そう、距離をとってデンプシーを繰り出しますが、それを止める方法は・・・相打ち。
しかも反動をつけてデンプシー・ロールに拳を打ち込めば、倍返しのカウンターになるんだとか。
そして、ついにデンプシーがやぶられる・・・。もう術がない一歩。。。どうする・・・の?
うーん、展開的には真田戦と似た個所がなくもない・・・けど、迫力はこちらのがありますけれどね。。

関係ないですが、この巻の木村さんの顔がとてもキュートです。このくらいの顔がいいんだよなあ・・・。


続きはまた!