本日のレビューは・・・突発性難聴について

さて、みなさんにご心配いただいていますが、突発性難病、突然、そんな病名をつけられたわたし。。
特に問題ないのですが。。

わたしも他人事と思っていた病気です。
わたしの場合、ある日(一昨日)起きたら、耳がふさがっている感じがして、違和感がありました。
けれど、その前からなんとなく耳の調子がイマイチとは感じていました。鼻がつまって耳がふさがっているような感覚です。
突発性の場合、前兆がないといわれていますけれど。これって前兆っぽいくもあり。。。

とりあえず近所の耳鼻科へ行きました。昭和レトロな病院で、多分おじいちゃん先生、難聴とか、どうかな?と思っていると、「鼻が通れば、耳もだいじょうぶ」といわれました。
それならいいんですが、鼻はめちゃめちゃ通ってるんです。何せ、今年から花粉症がなくなったくらいですから(おかしいですよね、からだが)。
それで、近代的というか、現代的な機器を備えた耳鼻科へGo!したわけです。
まずは問診と耳の中を検診。中耳までは問題ないので、その先は検査といわれ、聴力検査をしました。
数値をみると明らからしいのですが。。



聴力検査については、以下のサイトさんを参照しました。
ありがとうございます!ずいぶん遠くにある病院さんですが。ためしにクリックしてみてください。
説明も分かりやすいです。

あさひ町榊原耳鼻咽喉科医院
http://jibikkuma.jp/audiometry.html

こんなふうな部屋で検査しました。密室です。
わかるひとにしかわからないたとえですが、ジェームズ・タレルの美術作品に、密室のまっくらで無音の部屋でぼんやりと浮かぶ四角形を見るという作品がありますが、そんな感じです。真っ暗ではありませんが、無音状態です。
聞こえたらボタンを押してくださいといわれるのですが、片方の耳からは雑音がはいるときもあり、なかなか聞こえない。。
ボタンの押し方を間違えて、やり直しまでしました(涙)


もとい。。わたしの診断結果。。





点線が左耳のグラフです。実線が右耳のものです。
左の数値が下がっていることがわかると思います。これは低音がききとれていないということを示しているのだとか。
点線、実線は気導検査、[]になっているのが骨導検査。]が左。やはり左が落ちてます。

ちなみに、先生の話によりますと、20dB以上がだいたい正常らしいです。わたしの場合は、両耳とも250Hz以下の低音が聞き取れてません。
まあ、わたしものすごいこの聴力検査苦手なんですが、耳骨のほうはもうすこしわかったような気でいました。。そうでもないですね。。
ちなみにこの骨導検査は、耳の後ろの骨から音を聞きます。昔、携帯で骨で音がわかるというのがあったかと思いますが、アレです。耳の伝導って面白いですね。直接骨からも聞けるんですよ!


でも説明によっては、30dBが正常というのもありますね。。



軽度難聴:30〜50db ささやき声が聞こえにくく、騒がしいところでは聞きとりにくい
中度難聴:50〜70db 普通の声では1メートル内が限度で、聞き間違いが多い


えええ。。。中度にまで聞こえてないの??そうは思えないけれどなあ。。
今日はためしに片耳ふさいでテレビの音聞いてみましたが。。。聞こえてますけれどね。
ちょっとつまった感と、さわがしいところにいるときに、背後の音が響いて近くのひとの声が聞きにくい感覚はありますが、そんなにひどく聞こえないという感じではないですね。

とにかく、どうして?原因は??

難病情報センターさんから情報いただきました。ありがとうございます!
http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/084.htm

主に考えられている発症の原因はふたつ。。

1.ウィルス感染説
これは難聴の発症前に感冒(風邪)のような症状を訴える患者さんが少なくないことや、 突発性難聴の罹患が一回かぎりであること(再発はほとんどない)、おたふくかぜやはしかなどのウィルス疾患が突発的な高度難聴を起こすことなどが根拠となっています。



2.内耳循環障害説
内耳血管の痙攣や塞栓、血栓、出血などによる循環障害は突発性難聴の突然の発症をうまく説明できます。また治療として血管拡張剤、抗凝固剤などの循環を改善する薬剤がしばしば有効であると報告されていることも根拠となっています。しかし、この説では再発はほとんどないという突発性難聴の特徴の説明は困難です。
よく、わからない。。症状は?



1)主症状
1.突然の難聴
文字通り即時的な難聴、または朝眼が覚めて気付くような難聴。ただし、難聴 が発生したとき「就寝中」とか「作業中」とか、自分がその時何をしていたか が明言できるもの。


2.高度な感音難聴
必ずしも高度である必要はないが、実際問題としては高度でないと突然難聴になったことに気付かないことが多い。



3.原因が不明、または不確実

つまり、原因が明白でないこと。


(↑これ、説明になってなくないですか??って、わからないのだから仕方ないですが。。)



2)副症状
1.耳鳴り



難聴の発生と前後して耳鳴りを生ずることがある。

2.めまい、および吐き気、嘔吐



難聴の発生と前後してめまいや、吐き気、嘔吐を伴うことがあるが、めまい発作を繰り返すことはない。


[診断の基準]

確実例 : 主症状、副症状の全事項をみたすもの。


疑い例 : 主症状の1.および2.の事項をみたすもの。



ふうん(遠い目)。。
治療法は?

突発性難聴の発症前に精神的、肉体的疲労感(ストレス)を感じていることが多く、心身ともに安静にして、ストレスを解消することは重要です。難聴の程度によっては入院治療が望ましい場合もあります。安静のみでも内耳循環障害の改善が期待されます。


突発性難聴に対しては様々な治療法が検討されていますが、どのような治療法が 最も有効であるかは未だ明らかではありません。厚生労働省研究班で、様々な薬剤の突発性難聴に対する有効性を調査いたしましたが、どの薬剤が有効かは結論がでませんでした。従って、現時点では発症時の状況や臨床所見、既往歴などを総合的に判断して治療法を決定しています。


結局。。。わたしは副腎皮質ホルモン剤ステロイド)と胃が荒れるため胃薬、めまい改善剤、ビタミン剤をもらいました。これだと、あらゆる原因に万能、のようです。
薬名は、それぞれこちら。


プレドニン
ラベプラゾールNa塩錠
アデホスコーワ顆粒
メチコバール
です。



まあ、先生には好きなことをいつものようにしていいといわれました。
音楽きいても、スポーツしても、お酒飲んでもいいそうです。
けれども、疲れとかストレスが一因だとも言われているみたいで。
わたしの場合は睡眠不足が関係しているかもしれません。。
無理しない範囲で、体も休めようと思います。。。
ちょっとはしゃぎすぎたのは否定できませんので。。

それでは、みなさんもそろそろ疲れが出るころだと思いますので、どうぞお気をつけて。
木村さんのようにクレバーに、宮田君のように落ち着いて、一歩のように一途に、鷹村さんのように野生のカンをもって、青木さんのようにときにはゆるゆるしながら過ごせればと思います。

それでは、ひとつでもいい知らせが届くことを祈って。