ほしの なつみ(著) 『キジトラ猫の小梅さん』 1巻 (ねこぱんちコミックス)

ほしの なつみ(著) 『キジトラ猫の小梅さん』 1巻 (ねこぱんちコミックス)


関係ない、一歩関係なくなっちゃったじゃん(ハライチ風に)!
関係ないです。でも2月22日は猫の日なんですよ。
猫漫画レビューしたほうがいいじゃん?

というわけで・・・。
ええと、レビュー読んでくださってる方、「こいつ節操ないな・・・何やたら読んでんだ」って思ってることでしょう。
ええ。わたし、漫画であれば、たいていどんなものも読むというオールラウンダーなんです(非常に肯定的な言い方ですが、たんに漫画バカ)。

最近はやりの猫漫画。。。っていうか、この前も萩尾先生の猫漫画を紹介したような気もしますが。
ねこぱんちという雑誌ご存知ですかね?猫漫画しか載ってないんですよ。
あれが好きで好きで。この漫画もその雑誌読んでてしったですたい。
いえ、実際には、どちらかというと犬派ですが、犬漫画より猫漫画ですね。漫画だと。
なんでといわれると難しいのですが。。
ひとつには、猫の性格的問題でしょうかね。きまぐれで、甘えてくるけれど、プライド高い、みたいな。
犬って従順すぎて、すんなりいきすぎるのかもしれません。あ、でもチョビは従順だけれど面白いよなあ。。(『動物のお医者さん』です、もちろん)

で、この小梅さん。。。
いや、なんだろ、一言、めっちゃかわいい!!
キジトラのかんわいい子なんです。上目づかいのところとか、てしてし手をなめるところとか、しぐさひとつひとつが、猫好きな人が描いてるな、という感じがします。
表情も豊かですしね。
すこし人間の言葉がわかっちゃったりするんですけれど、自然なんですよ。
この主人公の男の子の拓ちゃんがまたいい子でですね。
小梅さん、ある日小雪ちゃんというちょっとやんちゃな子猫つれてきちゃうんです。それで、もうてんやわんや(死語)。
小雪ちゃん、ちょっとSっ気があるんですよね。小梅ちゃんがお母さんみたいになってますが。
でも小雪ちゃん、ほんとは小梅ちゃんが好きで好きで。子どもらしいあまのじゃくな感じがかわいい。
巻末のショートショートもちょーかわいい。猫目線で、小梅ちゃんとかがしゃべるんですよ。
ときどきデフォルメ顔になるのもかわいい!

拓ちゃんの友だちの上原君が結構好きですね。メガネキャラで、「これは躾の問題じゃないな・・・ウールサッキングだ!」とか知識披露しちゃうあたり、なんというか、典型的なオタク系キャラですしね。
拓ちゃんのお母さんも天然で好き。ペット用トナカイの耳つけようとしたり、とにかく猫好きなくせに、いろいろ無茶する!
基本、拓ちゃんだけが猫ちゃんたちに好かれてる気がします。いえ、後々わかってくるんですけれどね。
小梅さん、アライグマから拓ちゃんを助けようとしたり、ご主人には従順猫ちゃんだなあ。。小雪ちゃんには翻弄されまくりなのに。。

いや、なんだろ・・・ハートフルキノコ(『キノコ・キノコ』レビューを見てね❤)をつい思い出すんですが、こちらはほんとに純粋にかわいくて、素直にたのしめます。
猫好きにはたまらない一冊ですね。

関係ないですが、拓ちゃんは、ちょっと宮田君(はじめの一歩ですよ、もちろん)に似てます。
素直な宮田君。。ジャージ(フリースかもしれませんが、とにかく前ジッパーの襟がたってるやつです)着ているのをみたときには、3度見くらいしちゃいましたよ。
もうそうなってくると宮田君にしか見えないな・・・目くさってる。
っていうか、一歩レビュー書けって話ですよ。
明日は書ける、きっと。。



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