はじめからレビュー!森川ジョージ(著) 『はじめの一歩』 38巻 (講談社コミックス)

はじめからレビュー!森川ジョージ(著) 『はじめの一歩』 38巻 (講談社コミックス)

ネタばれ注意!

この伊達さんの試合。。。実はわたし、苦しくてちゃんと読めないんですよね。。
前回2Rで負けた伊達さん、意地でも、2R抜け切ろうとします。
うう。。。伊達さんのさらに上をいくかけひきで、リカルドのボディブローが炸裂。。
倒れずにふんばる伊達さん、さらにワンツーをあびせます。
打ち負けない伊達さん。
でも、次のラウンドで、リカルドの本来のスタイルが炸裂。
「サイエンス」と「バイオレンス」の融合。
これが本来のリカルドの姿。。
これ、のちの鷹村さんのスタイルにも似ています。

でも、鷹村さんの解説がいまいちわからない。。。
「殴り合いに見えるか?違うな。攻撃も技術も高等技術の応酬だぜ」
「全然応酬じゃないですよ」(木村さん)
「一方的じゃないですか!!」(青木さん)
「だから見たまんまなんだよ」
「それほど差があるんだよ!!」
「やるコトなすコト一つ一つ上をいきやがる。ハッキリ言って、ケタが違う」

・・・えっと、これまで鷹村さんの説明、非常によくわかったのですが、ここ、いまいちピンとこないのはわたしだけでしょうか。。
ケタが違うことはわかりますが。。
応酬なの?応酬じゃないの?一方的じゃん?
一方的な応酬ってこと?
だから、のところが鷹村さんにしては曖昧ですね。またどうでもいいところにひっかかってしまった。。



しかも、これ、9Rまですっとばしてる。。あれ、あの1ページ使ってたあの前巻の勢いからすると、これで、いい・・・いいんですよ、これで。(自己完結)



ようやく、ハートブレイクショットをだすか。。
後半戦ならいけるんじゃないかと、鴨川軍団の期待も高まるってもんですよ。
うう。。見てる奥さんもつらいな、これでは。。
雄二君も泣いてて、なんか宮田君の子ども時代(もっともっと後のほうにでてきます)を思い起こさずにはいられない。。



ハートブレイクショットを、なんとエルボーブロックですよ。。
信じられない。。
「最悪の結果だ。読まれたか反射的だかわからねえがとっておきすらあっさりよけられちまった」



ですよね、鷹村さん。。どうするんだ、伊達さん。
顎が砕けて、アバラも折れてる。。
わ、ふつうならここでレフェリーストップじゃないの?
しかも、伊達さんの奥さん、血だらけのマウスピース拾って、


「もう少しよ。あと3Rじゃない。私達最後まで見ているわ。あなたの姿を最後まで―!!」



って。

・・・・え?
あの、これ、また『ときめきトゥナイト』だしていいですか??
あったんですよ、真壁君の試合で。。。最後までやってこいってランゼちゃんがいうところが。
「勝ってみせてよ」的な。。13巻あたりだったと思いますけれど。



ちょっとした80年代少女漫画的展開ですよ。
ただ、結果はわかりませんよ。。少女漫画の場合、大抵これでうまくいきますからね。。。
(言ってる時点で死亡フラグじゃ・・・)


でもリカルドがまた強いんですよ、精神的に。


「相手が立っている限り奇跡は起きる可能性はあるのだ。私の使命はその可能性を0にするコト・・・・彼が倒れるまでこの拳を全力で打ち込もう。たとえその結果―''不幸な事故''が起きようとも」



論理的というか、冷静というか。もう、メッタ打ちにするハートをもってるんですよ。
ヴォルグのような精神的な甘さが全くないんです。。


ダーテダーテ
ダーテダーテ
ダーテダーテ
ダーテダーテ
ダーテダーテ
ダーテダーテ


またうるさくてすいません。。。
右拳、折れてるのに、まだ打つんですよ、右を。。
す、すごいな。
若かりし頃の伊達さん走馬灯。。。走馬灯はやばいですよ、ジョージ先生。。
でも、


シュバババ(シャドーの音です)「驚くなよ世界だ!!オレのタイトルマッチが決まったんだ!!」


っていうときの伊達さんが、ものすごいかわいい。。
この鈍感男!奥さん赤ちゃんの靴下編んでるじゃん!!
でも全然気づいてないんですよ。
もしも宮田君がこんな立場だったら、やっぱり気づかないでしょうね。一歩も気づかない。
多分メンバーの中で気づくのは青木村さんくらいだろうな。


もとい、そう、奥さんに、かっこいい姿見せたかったんですよ、伊達さん。。
それがオレがオレであることだと。
わー、かっこいいな。


それで、伊達さん、渾身の右ですよ、2ページぶちぬきで。
キサマのいのちをオレにくれって。
わー。。。さすがにきいたよ。。でも、そのあとの左がよけられた。。
パワーさえ残っていれば。。。当たったのに。。
それで、また2ページぶち抜きで、今度はリカルドですよ。。


「Good-byeエイジ・ダテ!!」



これ、語録に載せてもいいくらい。。うう。。
倒れるまでに2ページ使いますからね。。顔からドサリですよ。。
あわわ。。10R2分14秒。。。伊達さんが負けたよ。。

それで。入院した伊達さんのところへ一歩が行くんですよ。


「バトンタッチ・・・さ。確かに渡し・・・たぜ」


って。
うう。

「次にあの人に挑戦するのはお兄ちゃんなんでしょ!?パパの仇とってくれるんだよね!?」
雄二君。。。
「ゴメンね。ボクじゃ無理だよ。リカルド・マルチネスは強すぎるよ。今のボクじゃ歯がたたないよ」って一歩が。。
今の、ボクですからね。。そう奥さん受け取りました。奥さん、さすがだ。読みが深いな。。少女漫画と同じ立場とれるだけあるね。。


とにかく、これで一歩も次へ進まないと。。2度目の防衛戦。
そして、板垣君が登場!できる後輩君です。
生意気でいいですよね、登場の仕方も。
そして、この木村さんの死に顔。。。青木さんも同様の顔ですが、隠れて見えない(p.133)
それでもって、鷹村さんがチェック柄シャツ。。珍しいな。

それでもって、一歩の相手、ハンマー・ナオ。。すごい顔ですよ、眉毛もないし、スキンヘッド。。こわ。。

これが、実は、あのゲロ道なんですよ。
この再登場、すごいな。。
そして、後輩2人の前座をつとめることになる青木さん。。お疲れ様です。。


それにしても、一歩のポスターはいいですね。。ハチがかわいい。
青木村さんが後輩ゲロ道のところへ挨拶へいってあげるんです。やさしい先輩だな。。
でも、とんだことになっちゃったな。。あんなかわいかったゲロ道が。
これ、はじめてみたとき、ほんとに驚きましたよ。
キャラ再利用とかいうレベルじゃないです。加工されて別のものになってますからね。
ペットボトルから家が建っちゃうくらいの驚きですよ。

そういうわけで、今日はここまで!
続きはまた。。


わたし、明日から地獄のスキー合宿へ行くため、お知らせ程度しかできないと思いますが。。
先に謝っておこう。。すみません。。。




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