Netflixとアマゾンプライム

こんにちは。最近諸事情から前ほど頻繁に映画館へ行けなくなってしまったので、自宅で映画を観ています。グリーンブックは観たいと思っていますが、どうなることやら。

というわけで、最近はもっぱら時間がある時にNetflixアマゾンプライムです。すごく快適!いままでずっとスカパーで契約して、録画して、を繰り返していたのですが、録画機器の管理も面倒だし、観ようと思って探す作業も面倒、これを消すか残すか、の判断も面倒…ということで、オンデマンドは非常にわたし向きです。好きな時に観られるし、iPadで料理しながらも観られる。おまけに、Netflixだと字幕は自由につけられる!たとえば、英語音声で英語字幕、なんてことも出来る。Netflixではよくフルハウスを観るのですが、日本語音声の方がなじみがあるので、音声は日本語、英語字幕をつけて、原語がどうなのかをチェックしながら観ています。なんて便利な世の中なんだ…とにかくこれで映画欠乏症からは脱せられそうです。

最近観たのは、『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』と『ヒトラー 最期の十二日間』です。前者はゲイリー・オールドマンの演技がすばらしいとのことで、後者は最近亡くなったブルーノ・ガンツ追悼ということで。同時期に観てある意味よかったというか。どちらも名演技で見応えがありました。チャーチルのしたことは我々日本人にはあまり馴染みのないことですが、『ダンケルク』を観ていて、国民を救った首相だということがしみじみとわかっていたこともあり、内容的にはわかりやすかったです。ただ、これはイギリス人でないとわからないな、というようなところも個人的にいくつかありました。映画でそれぞれの国の歴史スタンスがわかるのも面白いと思いました。われわれがふつうに思っていることも、きっと外国人からしたら異質に思えたりもするのかもしれません。それと、映像になるとわかりやすいというのもあるかも。

ヒトラーのことはよく知ってはいるものの、最期どうだったのかをこれだけリアルに再現されると胸にくるものがあります(擁護するわけでは決してないけれど。ゲッペルズの子どもたちがどうしたって泣ける…。

このふたつの映画、どちらも女性秘書の視点で描かれています。その点でも対照的で面白かったです。どちらも聞き取りが難しそうで…チャーチルの独特の話し方もヒトラーの発音も。かつてドイツ語をやっていた身からすると、日常では使うことはない単語がたくさん出てきて、こういう話題をする時には使うんだろうなあ、などとぼんやり考えました。

そんなわけで、オンデマンドで観た映画の感想も書いていけたらと思います。